最近の母は

一人で病院に行くことはできても

医師との問答を覚えていないので

今日、一緒に内科クリニックに行ってきました。

 

母は自分で何でもできる!

と思っているので

認知症であることを隠して通っている。

 

以前、私が、

『何かあったときのために

認知症であることを伝えた方がいい』

と言ったときは

『そんなこと言う必要ない節分

とものすごく怒ったので

そのままにしていた。

 

今回、改めて母に言った。

『お母さん、最近できないことが

増えているけれど

お医者さんはそれを知らないから

お母さんに難しい説明をしたり

自分でする注射を出したりするでしょ。

先生にちゃんと認知症だって話そう。』

 

そしたら、母、

『うん、いいよ。』

と、案外あっさり了承ニヤリ

 

診察室に一緒に入り

母が認知症と診断されていることを告げる。

 

すると、その医師は

『私も認知症専門なのでわかってます。』

と自信満々に応えました。

 

えっ、先生、認知症専門なの!?

(標榜科に精神科は入ってないし

看板のどこにも“認知症”とは書いてないんだけどねあせる

 

でも、やはり母の言動から

認知症であることはお見通しのようでした。

 

クリニック&薬局の後は

市内のショッピングセンターに行き

母の食料の買い物。

 

ショッピングセンターに入っている

お魚屋さんのお寿司が

すごく美味しそうだったので

お昼はお寿司に決定OK
 

母が、
『お寿司おごってあげる!これで払って!』
と、分厚いヴィトンの財布を渡してきた。


人にしてもらったことは

覚えていないくせに

自分がしてあげたことは覚えていて

そのことでいつまでもマウントをとる母なので

昔から私は、

母には頼らない、

母には甘えない、

母には借りを作らない、

ことが身に付いている。

 

だから、母におごってもらうなんて

もってのほか!なんだけど、

毎回、仕事を休んで母に付き添ってるんだから
これくらいご馳走になってもいいよね…と、

『わかった!ご馳走になるね!』
とレジに行き、財布を開いたら!!!

一銭も入ってなかったガーン
(いやもう、何度もお財布の中を確認しちゃったよあせる

なので、私が払いましたうずまき


『お母さん、お財布にお金入ってなかったよ』
と言ったら
あら、こっちの財布だったかしら
とバックから別の財布を取り出しましたえー

買い物の後、

書類の提出があったので

母を車に乗せたまま税務署に行きました。

 

税務署の駐車場に着き

『書類出すだけだから、すぐ済むよ。車で待ってて。』

と言ったら

『トイレに行きたい。』と母。

 

母を税務署のトイレに案内し

私は書類の提出へ。

税務署の滞在時間10分弱で実家へ。

 

午後からケアマネさんが来て、母に

『今日は良いお天気ですね~。

午前中は何をしていたんですか?』

と聞いた。

 

母は答えた。

『税務署に行ってました!』

 

いやいや、午前中のメインイベントは

内科クリニックと買い物でしょ爆  笑

 

税務署は、私の用事で寄っただけで

しかも、母よあなたは

税務署のトイレにしか行ってないでしょ爆  笑

 

そして午後からは

毎月1回のケアマネさんの

定期訪問がありました。

 

ケアマネさんに私から相談。

 

毎月一回のケアマネさんの定期訪問日を

母の認知症の病院の付き添い日と

同じ日にしてもらえないか?

とお願いしました。

 

現在、母関連で私が動くのは

毎月一回の認知症病院の付き添い、

週に1~2回の買い物の付き添い、

あとは不定期に母に呼び出されて

実家に行くのと、

介護サービス関連の事務手続き。

今後、もしかしたら内科クリニックと

整形外科の付き添いも増えるかもうずまき

 

文字で書くと大したことないんだけど

平日の用事はどうしても

仕事に穴を空けることになるし

そのことに対する罪悪感が大きくて

精神的にジワジワとダメージがきます汗

 

母の認知症の病院は

毎月第2水曜と決まっていて

病院⇒買い物を済ませて

11時ちょっと過ぎには実家に帰ってこれる。

 

なので、ケアマネさんの定期訪問を

第2水曜の11:30で固定してもらえるよう

お願いしました。

 

こうすれば、

私のお昼休みを犠牲にすれば

午後からは仕事に戻れるビックリマーク

 

『面談の終了がお昼を過ぎないよう

話したいことは簡潔にまとめますから。』

と言うと

『大丈夫ですよ!

娘さんの負担にならないことが大切ですから!』

と言っていただきました。

 

ケアマネさんが帰った後、母が

『これからヘルパーさんが来る日、

水曜日の午前中に変わるの?』

と聞いてきました。

 

(母は、何度説明しても

ヘルパーさんとケアマネさんの違いが

理解できていません。)

 

『違うよ。

ケアマネさんが毎月1回

お母さんの様子を見にきてくれてるでしょ。

その日をこれからは第2水曜の11:30に

しましょうって決めたんだよ。』

と言うと、

『あーそうなの。

あの人(ケアマネさん)、

ちゃんとわかってるかしら?』

だと。

 

いやー、わかってないのは

お母さん、あなただけですから!

 

母に笑わせてもらった一日でした。