YOUの通う小規模塾の「中学受験クラス」は

最難関を目指す子がいるわけでもなく

クラスの雰囲気は、のんびりしていたと思います。

 

塾の先生からは、よく、

『おまえら、なんちゃって受験生かパンチ!

と怒られていたようです。

 

それでも、小6からは

週3だった通塾が週4日に増え

夏休みには、中3生に混じって

初めて塾の勉強合宿にも参加しました。

 

ちなみに

息子の通っていた塾の月謝は

普段の月は3万円程、

夏期講習・合宿のあった月で約10万円でした。

年間100万円はかかると言われている

大手の中学受験塾に比べれば

かなり安く済みました。

 

何度も言う通り、わが家は

YOUが、伸び伸びと学校生活を送ることが

目的で、無理をせず入れる中高一貫校へ!

という方針だったので

中学受験の実績のない小さな塾でも

特に不安はありませんでした。

 

その塾にできたばかりで唯一の

「中学受験クラス」だったので

各教科に、ベテランの先生方が

ついていたというLUCKYもありました。

 

まぁ、YOUはある程度自律して

勉強ができる子だったので

どの塾でも同じだったかもしれません。

 

そして、悩ましいのは、学校の夏休みの宿題。

 

中学受験をするからといって

学校をおろそかにはしたくなかったので

7月に入ると、YOUは少しずつ

自由研究の実験を始めました。

(実はこの自由研究、

あまり時間も手間もかからないものと

隊長が考えて、YOUが取り組んだ実験だったのですが

着眼点が面白かったらしく

『数年ぶりに見る良い自由研究!』

と学校からお褒めの言葉をいただきました拍手

 

読書感想文は既読の本から、

各教科のドリルは結構量があったのですが

復習のつもりでやろう!と取り組みました。

 

わが家は、親が代わりにやるくらいなら、

いっそ提出しない方がよい!

という考えなので

手の回らなかった工作は放棄しました。

 

うちは共働きだったこともあり

夏休み中のYOUの面倒は

同じ市内に住む私の両親に頼り切りあせる

 

天王山と言われる小6の夏でも

親が特に何かをしたわけではありませんでした。

 

のんびりとした中学受験生のようですが

この夏は、祖父が

『プールに行こうか?』

と誘っても、一度もプールに行きませんでした。

 

小6の夏、彼は彼なりの覚悟を持って

過ごしていたのかもしれません。