【神の存在を知った瞬間】 | そるてぃーあひるっ!(いととえん・むすび)

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神仏・精霊・森羅万象。多彩な色彩。多様な生命。円となって繋がり広がる縁。縁のもとに結ばれた糸(=意図)と会う。糸+会=絵。
あらゆる縁の意図(=糸)が絡み合って生じる、そんな絵を描いていきたい。

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耳の聴こえない絵描き

ソルト/Shiori Ueda

 

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初めて【神】を意識したのは、小学生のとき。
 
白いひかりだった。
 
 
初めて【死】を意識したのも、小学生のとき。
 
ただ白いひかりに満ちた空間だった。なにもない。ただ白い。
 
 
神さまは【死】なのだ、と思った。
 
 
 
話が変わるのだけれど「生まれ変わり」を信じた瞬間があって。
 
わたしにとってはとても大切な、今は亡き人が生前紹介してくれた夫妻がいる。その夫妻とは葬儀で会って以降長く会うことはなかったのだけど、ある日全くの偶然に道でばったり会って。こどもが生まれていた。葬儀の後に生まれたとのことで。
 
この日はこどもが行きたいというので家族で出かけることにしたのだと。再会した夫妻としばらく話して、全員がハッとした。
 
「今日って、命日ですよね。」
 
  
 
そのこどもが生まれ変わりかどうかというのは分からないけれど、
 
偶然の重なりでこうして会えたことは【死】と【神】がもたらした必然なのだろうと思った。
 
 
死してもなお、生と繋がっていて。時には奇跡を起こし、生きている者を守り生かす。
 
 
それを「神」と呼ぶのだろうと思った。
 
 
だから【神】と【死】は同じものなのだろうと。
 
 
 
あなたの「神の存在を信じた瞬間」は?

 

 

 

 

 

 

(文/ソルト)