自分軸をもつということ | そるてぃーあひるっ!(いととえん・むすび)

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神仏・精霊・森羅万象。多彩な色彩。多様な生命。円となって繋がり広がる縁。縁のもとに結ばれた糸(=意図)と会う。糸+会=絵。
あらゆる縁の意図(=糸)が絡み合って生じる、そんな絵を描いていきたい。

 
(3月/撮影:江藤智徳さん)
 
 
 
 
最近全然自分の話を投稿していないね。
久しぶりソルトです。
 
 
 
こないだ「褒めるタイプ」と言われたんだ。
  
 
褒めるというよりは事実を見て「できてるやん」「うまい」「良いね」とか色々言うかな、まあそれが褒めるってことかもしれない。
 
 
元々わたし、あまり褒められることがないんだ。
 
 
親はとても厳しいひとで「聴こえないからほかのひとの10倍も20倍も努力しなさい」って
 
不登校だったけど、成績は時々上位三位に入ったりした
 
それでも「努力したからそのくらいの点数は当然」
 
 
絵を描くことは
「才能があるから上手くて当たり前」だった
 
 
褒めてよ(笑)
 
 
 
家で家事をしても「一番上(お姉ちゃん)だから当たり前」だった
 
 
だから高校3年間勉強してきた美大の受験を蹴って、高校を卒業してすぐに家を出たんだ
  
 
 
そしたら?
   
 
 
「ソルトさんだから(すごい)」
「特別だから(すごい)」
 
って言われるようになったよね。
 
 
違うよ。
 
誰にでもできる部分で努力してるからできるのであって
 
 
 
「ソルトだから」「才能だから」は違う
 
 
 
「ソルト」という人間を知ってもらう、確立させる、それなりの努力をした、その結果にすぎない。
 
 
そこはわたしは自分ですごいって思えるし、聴こえないことも含めてわたしの全てはわたしの誇り
 
 
時々「私なんかが」と言うひとがいる
 
「私なんかがすみません」って
 
他者の投稿にコメントしただけでも
 
 
 
「ソルトさんからコメントついた!!もらえるわけないと思ってた!」って変な喜ばれかたするよね(笑)
 
 
たしかに滅多にコメント入れないけど…
 
 
もっとね、自分に誇り高くあってほしい
 
 
生きているだけでもすごい
いのちは平等で
わたしたちは対等だから
  
 
わたしは褒めてもらいたいから、そのかわりにひとを褒めるのだろうし
 
ありがとうって言うのも言われるのも好きだよ、繋がっている気がするから
 
 
 
痛烈な皮肉に感じるかもしれないけれど
 
わたしがいつも言うこと
 
 
「聴こえないわたしがここまでできる。だから聴こえるあなたはその分もっと多くのことをできるはず」
 
 
 
他者に執着するよりも、自分を中心に据えて生きること。
 
自分軸で生きると、できることがとても多いことが分かるよ。
 
自分軸で生きて初めて他者へありがとうって言う重みがわかる。
 
自分軸で生きる=自分を褒める だね
 
  
 
 
 
(文/ソルト)