今日は豪雨でずぶ濡れソルトです。
こんばんは。
久々の【 信じるか信じないかはあなた次第 】
きましたよ!夏ですし!(°▽°)
なお、ホラー要素はゼロです。
そして相変わらずの難易度高い内容。
ややマニアックな出雲神道の宗教的知識です。
知らんひと多いやろな( ̄▽ ̄)
子守うた代わりにどうぞ。
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わたしたちが今、生きている世界のことを
神道 (しんとう/お寺の仏教に対して神社の宗教は神道と言います) では、
現世(うつしよ)
顕世(あらわよ)
と言います。
それに対して
神さまの世界、この世を去った魂が還る先の世界を
幽世(かくりよ)
常世(とこよ)
と言います。
現世(うつしよ)と幽世(かくりよ)を繋ぎ、幽世をしろしめす(守り治める)神、幽世大神(かくりよのおおかみ)は
出雲大社の神・大国主(おおくにぬし)の別称。
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(Wikipediaより抜粋)
出雲大社は「大国主神が幽世の神事の主催神となられ、人間関係の縁のみならず、この世のいっさいの縁を統率なさっている」として、男女の縁のみならず、広く人と人との根本的な縁を結ぶ神であるとしている。
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出雲神道の家で育ったわたしには「幽世大神(かくりよのおおかみ)」はとっても身近な存在。
というか「こんにちは」を覚えるよりも先に「かくりよのおおかみ」を覚えたといっても過言ではありませんwww(言い過ぎ言い過ぎ)
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幽世大神 (かくりよのおほかみ)
憐給恵給 (あはれみたまひ めぐみたまひ)
幸魂奇魂 (さきみたま くしみたま)
守給幸給 (まもりたまひ さきはへたまへ)
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とか
これはまあ、仏教でいうところの「南無阿弥陀」とかキリスト教の「アーメン」とかと同じくらい、出雲大社といえばコレ!という唱えことば。
祝詞の一部にもこんなのが。
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かけまくもかしこき大神の大前にかしこみかしこみもまをさく…/略/…顕世(うつしよ)を去ぬるのちの魂もとこしえに治め給ひ恵み給ひ 幽世(かくりよ)の制(みのり)の任(ま)に神の列(つら)に入らしめ給ひ
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これは (おそれおおくも尊いあの世の神さまに申し上げます。……この世で死に、あの世に行った魂を再び神さまの世界へお迎えください。) みたいな感じのことば。
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前置きが長くなりましたが(長すぎ)
わたしにとっては
「現世」と見れば「うつしよ」と読み、
「幽世」と見れば「かくりよ」と読む。
それはふつうなのです。
なんたって「こんにちは」より先に覚えましたからね (言い過ぎ)
そんなわたしが先日初めて「幽宮」という言葉を見つけたとき
ごく自然に「かくりのみや」と読んだのです。
知らん言葉を読めたよすごいよ!
さておき
幽宮(かくりのみや)は ぼわんぼわんとした乳白色の…白い光に包まれた、まっしろな場所。
どこにあるのかって言われると難しい…
この世でなく、この世であり
幽世のあいだで…
幽宮におわす神さまは
お姿を見せてはくださらないけれど
「光」というかたちで目に見えるお姿を見せてくださる。
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…なんてことを思ってたのが昨日。
そうそう
別の話になるけど
「時砂場」という、砂を中心にしたアートの展開をしているギャラリーがあってですね
9月にそこのオープニング展示で「砂」をテーマにしたアートを出す予定なのですけど
砂かぁ・・・
砂 砂 砂… すな…どーしよっかなー
どっかの砂持ってくるかなぁ…
ってまず、「砂」探しで止まってた。
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今日、
「淡路の伊奘諾神宮にいるよ!ソルトに買っといた!」と
ん?(´・ω・`)
幽宮祓砂
…ん?(´⊙ω⊙`)
幽宮(かくりのみや)… 祓(はらえ)の砂?
どゆこと?
って慌ててググッたら
淡路の伊奘諾(いざなぎ)神宮が「幽宮(かくりのみや)」と呼ばれているらしい・・・
ほー
初耳!
その連絡をくれた友人は別にわたしが砂を探してることとか、「幽宮」について考えてたこととか1mmも知らないのです。
「昨日急に淡路に行くことになって。伊奘諾神宮通ったら砂が目に入った」だって。
ねえ…
もうこれを使えってこと?
この世は 不思議で満ちている(´・ω・`)