今日もコゲツドウ。
ここの空間、中性的ですごく好きなのだ。
このところよく相談される。
「人を好きになれない」
「好きってどういうのか分からない」
「Aセクかもしれない」
(※Aセク…アセクシャル、無性愛者。恋愛感情や性的欲求がない、あるいは嫌悪する人)
恋愛って、無理にする必要はない。
結婚=幸せ、でもない。
--------
類は友を呼ぶ…っていうくらいなので
エックスジェンダーである私の
性的指向(恋愛対象)は
パンセクシャル(好きになる相手の性別が男性、女性、中性、トランスジェンダー、など全く気にしない)
で
ノンセクシャル(非性愛。恋愛感情はあるけど、性的欲求がない、あるいは嫌悪している)に近い。
完全にノンセクじゃないけど。
人を好きになるし、手をつなぐのも身体に触れるのもハグも好きだしキスも普通にできるんだけど
「妊娠」に繋がる行為が、少し苦手。
妊娠=女性、という認識があるから。
妊娠すること自体ではなく、「妊娠によって女性と認識されてしまう」ということが怖い。
これは自分の心の問題だけど。
--------
そんな私が「好き」だと思える人はとても多い。
それは「愛情を独占したい」じゃなくて
「一緒にいるその空間が楽しい」という意味での感情。
友人としての好きと、恋愛対象としての好きにあまりボーダーラインがなくて
「この人が大好き♡」「好きすぎてドキドキする♡」とかのような恋愛は分からない。
恋愛=結婚、とも思っていない。
------------
自分にとって楽しいことがあるなら、
無理に恋愛なんてしなくてもいいと思うし、恋愛したいならすればいいし、
性的欲求はなくてもいいし、
したかったらすればいいし
逆に、同性を好きでもいい。それは別におかしなことじゃない。
------------
それでも迷う人は、自分自身のことを確立できていないことが多い。
性自認は何か?
どうありたいか?
本当に恋愛したいのか。
「恋愛することが当たり前」という社会の流れに飲まれて、無理に恋愛しようとしていないか。
異性であれ同性であれ、好きになったのならそれでいいし
好きになれないのならそれでいいし。
やっぱり、言えるのは「自分自身を確立することが必要」。
自分自身が確立できていないうちから、他人に迷うのは、まだ早いと思う。
----------
なんだかんだで
悩みながら成長していくのが、人間。なんだと思う。