受講生の皆様、お疲れ様です

今日はどうでもいいことを

5日の日曜日の講義が終わり、家に帰った後に映画を観に行ってきました

妻がどうしてもこの映画が観たいということでレイトショーに行くと

私は極度の心配性なので、夜に一人で出歩かせるのもなぁ的な感じでウダウダしているうちに時間となり結局ついて行くことに

行って観てみると3時間くらいあり、レイトショーからの3時間はきつかったが、内容が良かったからかそこまで長さは感じなかった

昨年までは月に1回は映画館で映画を観ようと定期的に映画館へ行っていたが、今年は空いている時間はゴルフに全振りしているため、子供と行った鬼滅の刃くらいしか映画館に行けていなかった

話題作となっている「国宝」は、歌舞伎の世界でのし上がろうと藻掻く青年の話

不遇な環境から歌舞伎の世界へと導かれた青年には明確に歌舞伎の才能がある。しかし、血筋を重んじる歌舞伎の世界では、血のない役者には自ずと限界があり、容易に超えることが出来ない壁がある。悪魔に「全てを投げ出してでも日本一の役者になりたい」と願った青年はその後どうなるのかという話し

このような筋立て自体はそこまで珍しいわけではない。伝統芸能でも古くから用いられるような話だ

私は「中村仲蔵」という演目をライブで観てけっこう人生感が変わったが、その中村仲蔵も血のない役者が藻掻く話だった

歌舞伎の光の部分も闇の部分も、人の光の部分も闇の部分もどちらも描こうとしている点が素晴らしく、「芸を極めることとは」という点につき色々と考えさせられる作品だった

国宝だ国宝だと崇められる芸を身につけるまでにどれだけのものを犠牲にし、どれだけ周りに迷惑をかけるのか。それらを犠牲にしたとも思っていないのか、迷惑をかけたとも思っていないのか。そこまでしないと得られないものとはなんなのか。そして、その先に見える景色とは

的な話だったように思う。見応えのある作品だった

高市さんがワークライフバランス的なことを話されて、それが一部で問題視されてる的な話しを日曜日の講義でも言っておりましたが、この映画で描かれていた世界ではワークライフバランスのワの字もない厳しい世界でした。この辺はフィクションとはいえある程度実際あったことなんだろうなと思い見ていました

事を成し遂げるためには、没頭しなければいけない時期がある

と個人的には思うのですがどうなんでしょうか

ちなみに渡辺謙さんが血を吐くまで舞台に立たれていたところがタイムリーでビックリしました

妻はこの映画に大変満足したようで、それは誠に良かったのですが、レイトショーだったため家に帰ったのは午前0時前

実は次の日ゴルフの予定が入っていたのですが（4時半起き）、その話はまた次の記事で

ということで今回はここまでとします。お疲れ様でした。

観た映画 国宝