XELOX+アバスチン療法56クール目。(再開オキサリプラチン4回目)

 

今回はCT、前回までの再開オキサリプラチンがどう作用したかが試される。

 

簡単なあらすじだが、

2016年11月にスタートしたゼローダアバスチン療法だが、副作用が強くなったらオキサリプラチンを抜いて他の薬でがんと闘うというのStop and Go療法(のStop部分)に移行していたものの、2019年の12月ついにCT上で見えなくなっていた病巣部が確認されるにいたる。

ゼローダアバスチン療法の無増悪生存期間9か月を4倍上回って36か月Stop期間を引っ張り、Go(オキサリプラチン停止時の容量にて再投与)になる。

 

3回オキサリプラチンを投与している間にも、マーカは上昇している。

(投与のあと、一瞬鈍くなったが上昇は止まらない→38.8→43.1(19,12オキサリ投与開始)→48.3(20,1)→49.8(前回)

 

そして、今回、鈍くなったあと再度加速、

→60.0(今回)

 

これはまずい。

 

ただ、CTは著変なし。

 

見えている部分は相変わらずの大きさであり、腹水もちょっとは変わらず。

 

CTだけ見れば、これはSD(Stable Disease:腫瘍の大きさが変化しない状態)だ。

 

ということで、2ndの提示はされたものの、先生も上記のような積極的な推進ではなかった。

もうしばらく、様子を見ようと。

 

もうしばらく?

 

このもうしばらくがあいまいで何とも言えない。

次回は特にCTがなかったが、これはマーカーの値をみてということだろう。

ただ、これはもうすでに今までの状況とは異なり、いつ終わってもおかしくない1stを引っ張れるだけ引っ張るというものに変わったことを示している。

 

今までもそうだったんだが、あまりにもCTに何も映らない、値も安定という状況が長かったので、その認識が薄れていたということだろう。

 

とにかく、1stが終わらないうちに抑え込む。

今はそれしかない。

 

出し惜しみせず、慌てず。

 

やはり、フェーズ4は手ごわい。

 

 

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