XELOX+アバスチン療法54クール目。
新年から2週間もたってしまいましたが、皆様あけましておめでとうございます。
相も変わらずの年末年始、そして年度末進行。
前回はついに無増悪がのか途切れてしまい、オキサリプラチンを再開することになりましたが、吐き止めが一新しているのか、忘れているのかどうにも対処がうまくいかず。
便秘からくる腹痛と体調不良、そして新規の吐き止めのオランザピン(なのかなんなのか)からくるぼーっと感、眠気がどうにも。
その対処で年末年始は終了といったところ。
今回はCTがないので、再開オキサリ(Stop and Go療法とか)のお手並み拝見的な感じかと。
実際のところ、このStop and GO療法はN数が少なくて断定的なことは言えないものの、通常のゼローダアバスチン療法の無増悪生存期間の9か月程度のところ、再開後の無増悪生存期間は10か月以上。レジュメン的にはStopした時に減薬されていた量からオキサリプラチンの投与が始まるので、ややパワーダウンした状態からでも、元の無増悪生存期間程度は効能があるはず。
ケトンを組み合わせたうちのケースなら4倍まで伸ばせたのだから今回だって40か月は追加して見せる、と意気込んだものの、やはり怖い。
一度、増悪開始したがんにその理屈が通用するのか。
そんななかでの通院、血液検査の結果は、CA19-9は31.8→31.3→36.2→38.8→43.1ときて、今回は48.3。上限ははるかに超えてさらに加速。
ただ、この結果は多少は予測されていた。
というのも、最初のオキサリプラチン投与の回は、前回も上昇しているのだ。2回目から下がってくる。
がん細胞が壊れてきたときにマーカーとする物質が放散されるのか、原理はわからないが、なくはない。
だから、今回は増悪なのかそうでないのかが判別つかない。
これは、たぶんCTをとる次々回までよくわからないのだろう。
シガニーさんの感覚では便通の障害と眠気はともかく、血管の張りというかはメガビタミンやケトンで強化している感はあるらしい。
とにかく、できることを。今打てる手を、粛々と。