XELOX+アバスチン療法51クール目の1日目。(をやっぱり4日目に書いてます)
さてさて、困ったことになった。
会社の仕事が修羅場で、まともに帰れない。土日も出ている有様。
(おい、締め切りはずいぶん前なのに、どうなってんだ。こっちの身にもなってくれ。)
そんなかでも52クール目。
今回もCTはない。
だから多少マーカーがおかしくても、薬の変更はおきない。
そのマーカーがここのところの一本調子の上昇。
25.0→29.2→31.8→(80以上(謎の人間ドック))→31.3→36.2とついに上限ぎりぎりになった。
何かある。
当然、腹膜播種だ、HIPECしたわけでもない。転移先の卵巣もCTでは見えないだけで、潜んでいるのは間違いない。
となると、この値の上昇は、再発に直結した動きなのか。
いや、一度も寛解したわけでないからこれは再発とは言わない。増悪だ。
フェーズⅣはそういうものだ。
そういうものだということはわかっていたのだが、こうじわじわ来ると、つらい。
ただ来るときはもっと急激に上昇するのではないかとも思う。一体全体これはなんだろう。
通院。
先生に「マーカー値は信じない派の先生ですから、」と前置きして、ここ一連の上昇を聞いてみた。
先生「そーんなこといったあぁ?」としらばっくれていた。
まあいいや。
で前回の上昇を見て、「今日は下がっているといいなあ」と。
うーん、先生からマーカーについて初めてコメントが出たような気がする。つまり、これは振れの範囲を超えるものと。
で、さらに先生。
「まだ、オキサリプラチンが残っている」と。
そうだ、ゼローダアバスチン療法の要であるオキサリプラチンは、副作用の手足症候群がひどくなってきたので、「休薬」なのだ。
効かなくなってやめたわけでないのだ。
もちろん、シガニーさんは明らかに嫌悪感。
そりゃそうだ。
先生も寒い時期にやりたくないなあと。
とはいっても、背に腹は代えられない。先生もオキサリは効くと思っている。
そして、先生の診察を受けて、アバスチンの点滴中に血液検査が出る。
38オーバー。
ついに上限を超えてしまった。
しかし、それが何を意味するのか、現時点ではわからない。
CTで見えない限りは、方針の変更はない。
次のCTでも見えないなら、警戒しながらも継続となる。
次はCT。