どうも。

なんだかこたろう師匠のところで、私の名前が出てきていよいよ恐れ多い今日この頃。(なんだかコメント欄まで)

以下は、私の単なる仮説ではありますが。


少なくとも免疫的には腸は要なんで、ここを元気にする算段として食物繊維と菌に着目していたんですが、私的には別のもくろみもあります。
まず、酪酸菌の科学(ミヤリサン製薬株式会社ホームページ)

 

酪酸菌が生成する酪酸は大腸を潤し(なんでも表面の細胞が生きるエネルギーのかなりの部分を腸内細菌の作る酪酸をはじめとする短鎖脂肪酸に頼っているという文献が確かあり、江部先生のブログで指摘されております(大腸のエネルギー源は短鎖脂肪酸 → 食物繊維がエネルギー源になる)、あと福田先生も(392)ケトン食と食物繊維)のようにおっしゃられており、確かではないかと)。

 

そして血中の酪酸は低濃度(Short chain fatty acids in the human colon海外特別講演-17回「微量分析系を用いた血管部位別の短鎖脂肪酸濃度と, 腸管内容物中濃度との比較」(血中濃度は酪酸低いようにみえるが、そうでもないのかとも))だけどそれは肝臓でβヒドロキシ酪酸に転換されている(ホメオパシー マテリアメディカ大全 - Google ブックス(酪酸が血中に吸収し速効で代謝、ケトン体になるとの記載。ただホメオパシーということなんで、この情報は多少検証が必要かいう気はある…。自分の仮説にあった示唆を見つけると、立証されたと思って実証をやめてしまうと本質を見失うので。事実私はこの文献しか見つけれていない。))、

あるいは糖中心のエネルギー運搬システムに人間がなっている場合はあまり検出されないのかと思ったもので。

この観測から、酪酸の生成は血中ケトン濃度を上昇させる(あるいは平衡関係にあって、使った分を酪酸から吸い上げているとか)効果があるのではないかと。


牛馬は草のセルロースを腸内細菌で資化して生体のかなりのエネルギーをまかっているため、そのエネルギー源が酪酸など短鎖脂肪酸であったならば、形を変えて全身を巡るはずですから、人間もケトンにエネルギー産生を偏らせると、きっと同じことが起きるのではないかと思ったもので。
ケトンを産生している主なエンジンは肝臓ですが、これを補助するという意味で大腸の菌叢が使えるのではないかとも考えたのです。

 

まあ、その目論見が外れても免疫の賦活だけでもおつりがくるので腸が元気になる算段はいろいろと取っておいても損はないし。

 

そして、糖を摂らずにこれらの菌叢の餌を供給するのに適切なものは試行錯誤中ですね、イヌリンと粉末セルロース、難消化デキストリン、グアーガム分解物(特に酪酸菌との相性がよいとの資料があった(グア豆とは?グア豆に含まれるグアーガムの効果や危険など、ただこのソースのグアーガム情報センターがリンク切れ)あたりですが、価格と使いやすさでイヌリンを結構つかってます。(でもおからあたりでもいいとも)

 

ちょっと、自分都合のおさらいでした。

 

リンク切れ、たまには検証しないと根拠が薄らいでしまう。

 

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