XELOX+アバスチン療法32クール目の13日目。
ゼローダ、絶賛服薬中のシガニーさんです。(絶賛はしてないか)
そんな状態なんだが、ふと気が付いた。
まず、その話の前ふりとして、シガニーさんは非常に強いテンパだ。
そのテンパがこの闘病に入り、だんだん落ち着いてきている。
あれ、断糖のせいかな?つやつやしているような気もするし。
油の摂取量も多いからつやっているのかぐらいに考えてきた。
そしてシガニーさんは背が高い。私より高い(180㎝ちかい)。シガニーさんの頭のてっぺんは多少のことでは目に触れない。
なので、発見が遅れた。
脱毛している疑惑。
どうもつむじの地肌が見えすぎている。
おかしい。
ゼローダの副作用にはあまり脱毛がないと聞いていたし、事実これまで、もう23ヶ月も続けてきたのに、何で今頃!?
脱毛があまりにも緩やかに発生したので、気が付かなかっただけなのか、それともほかの原因なのか?
ゼローダ以外で、思い当たる節は多少ある。
最近髪の毛をのばし始めたシガニーさん、目にかかるのが邪魔なのでかなり強く後で縛って止めている。
そのひっつめが毛根にダメージを与えているのではないかとも。
あと、シガニーさん、疲れると面倒くさくなって風呂に入らないで寝てしまう。
毛根に皮脂がたまっているのではないか?
とりあえず、よーく洗って、地肌をもんで血行をよくして、石鹸分をながし、
そして髪の毛へのテンションを下げるように言ってみた。
これで、落ち着けばいいが。
そして、その脱毛疑惑が持ち上がって、子供達もその騒ぎを知っているのだが。
それとは別に十五夜で満月が出ている。
子供達に十五夜見ておくように言うのだが、最近の子供は十五夜なんかさほどの感慨もないようで、あまり乗り気でない。
みとけよ、毛ー生えてくるからとか、小ボケをシガニーさんがかますと、
「じゃあ、かあさんみたら毛が生えてくるんじゃない?」
シガニーさんは毛深いことでキャラが立っているので、なんでこれ以上毛を増やさなきゃならない、と言おうとしたら気が付いた。
脱毛の件のこと。
う~ん、ボケ返されたのか、心配されたのか。
そんなわけで、満月を見て、発毛を祈念してみる。