XELOX+アバスチン療法32クール目の9日目。
このごろ、仕事の不始末で炎上中、鎮火のめど立たず延焼中の毎日午前様なしろくま。
家のことはシガニーさんに任せっぱなし。ごめん。
会社でしかできない類の仕事だとどうにも。
さて、そんななかお留守なブログに小ネタ。
ここのところ、樹木希林さんや山本KIDさんといった有名人、他にもブロガーの方も何人か訃報、しかもガンばかり。
なんだかドヨーンとします。
上のお二方は、年齢とか闘病スタイルとかいろいろ違うんだけど、こう続くと「がん=不治、いずれ…」感が。
いやだいやだ。
ネガティブ思考はいいことない。
仕事がうまくいかないときは、とくに訃報は堪える。
そんななかでこの記事。
実はちょっと前、ほんの2週間前ぐらいかな、そういえば中松氏ってがんになったけど俺の発明で治してやるから待ってろよ!って会見してからずいぶん経つなあ、と思って近況を調べてみたことがあって。
ああ、お元気そうだな、活動はされているな、もしかしたら樹木希林さんみたいに(その時はまだご存命)進行を抑えれているのかな、と思っていたら、この記事。
まあ、克服しましたっていうのが曖昧な表現ですが、
医者からは「手の施しようがない。2015年までの余命」と宣告
余命というのも生存期間中央値(MST)のことで、医者はそれを余命とは言わないような気もするが、まあそういうことだろう。
大腸がんフェーズⅣのシガニーさんもそんな感じだが余命とは思っていない。そして2年はクリアした。
青魚やヨーグルトを積極的にとるなど自身の研究によって食生活を改善。
PUFAと腸内賦活かな?
そのなどの部分にミソがありそうだが、教えてくれよお。
2015年には「腫瘍マーカーの数値が0・01以下に下がった。治ったんですよ。90歳を迎えられました」
ここが慎重。3年増悪がないかをみてからの発表。余裕あるなあ。
それにしても、90歳ですか。さすがに足腰は衰えてきたのか車いすでしたが。(この車椅子もなんだか発明っぽいな)
なんだか、憎めないおっさんだったが、さらに好々爺として、いいなあ。
そのがんに効く食事療法、特許書いてるのかな。発表したからもう出願済みなのかも。
発表しても新規性喪失の例外規定でいけるし、実際発表からは青魚とヨーグルトしかわからないから何も開示してないし。
教えてほしいところです。
特許とって独占というのはよくないと言われる人もいますが、それまでの投資に見合った対価は認めるべきだし、真に有効ならそれを旗印にうればいい。効果に見合うのならその対価は払う。
それが産業の発達に資する特許というものです。
ドクターの挨拶は
おもむろに立ち上がり「寿命は長く、スピーチは短く!」と言い放ってマイクを置き拍手を浴びた。
うーん、天然もあるが、冴えているな。
おもむろに立るなら、まだ足腰もしっかりしてる。
ドクター、がんばってな。