XELOX+アバスチン療法29クール目の1日目。
今回はCT付。身が引き締まる。20ヶ月の節目は7月頭で超えた。
使用しているゼローダ・アバスチン療法は治験時に提出されたデータのカットオフが20ヶ月なんで、無増悪生存期間はこれ以上は表示されない。
前人未到というほどではないが、今だに使い続けれている人はもう5%程度。
よく持ったものだ。という意味でなんだか節目である。
そして、いつも診断は何とも不安なものだが、そういう意味もあって、特に不安だ。
しのぎ切れるのかどうか。
今回も、ライブでお送りします。
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4:30 エアコン嫌いのシロクマ、夜は戸はあけて扇風機の風で涼をとるのだが、外の風が強いせいか、蛍光灯のカバーがタライのように落ちてきて頭に当たる。
あまりのことに何が起きたのかわからない。
もう少し寝たいんだが、起きる。
そのあと、このブログを書きだしたりなんだり。
5:20 シガニーさんが起きてくる。
CTだからシャワーを浴びて身を清める。私も汗だくなんで一緒に入れてと懇願するも締め出される。
ちぇ。
仕方なく台所で洗い物したり、朝ごはんの準備をしたり。ラジバンダリ。
5:50 一人でシャワーに入る。
6:10 娘のなすか起床。もそもそ。
この頃横方向の成長が著しく、シガニーさんが二人いる錯覚に襲われる。
6:50 シガニーさん出発、バスを電車、バスを乗り継いでH病院に。
7:10 息子ひょうすけ起床。もそもそ。
朝食 買い置きのお稲荷さんとおにぎり、肉野菜炒めとサラダ。卵焼き。
7:45 子供達登校、無事送り出す。
8:25 いろいろあって、出発。
やけに雨粒のおおきな雨のなか高速を飛ばす。途中横風に煽られる。
8:45 H病院到着。
シガニーさんは血液検査が済んで、CT待ちだったんで、CT室のまえで落ちあう。
9:12 CT室へ
9:22 CT室を出る(一度書いたブログが消えてしまい、出発まで戻されてしまう。このあたりの正確な時間が不明。まあいいか。)
造影剤で咳き込んでいるが、それほどひどくもない。
9:30 診察開始 早い~~~。当然血液検査も出てないだろうが、CTだって、現像が必要ないし電子情報で送られるから早いといっても、読影士っていないのかな。全部先生が見るのかな。
「なにもうつってませんね」
また先手を取られた。マウスをグリグリ。輪切りが動く。
あ、肝臓の中に白い点が。といってもかなりはっきり見えるし、これは見落としでなく、無関係なんだろうか。
気にし出したら、すべてが気になるのだが、素人が判断できるものではないので、先生がないと言ったらないのだろう。
よし21か月到達。
「ないですか」
「ないですね、では…」
いかん、折角なんだからもっと聞かないと。
…ここで、ちゃんと話の内容をまとめた下書きが消えてしまった。
断片的に。
造影剤のアレルギーっぽい咳が出るが、撮影が今後困難になるほどのものでなく一過性とみられるので様子を見る。
このまま抗がん剤はずっと使い続けるのか?
→すごくきつい?と逆質問、いや、そんなにすごくは、と答えてしまう。
確かに、これで抑え込めているというのなら、この副作用はまだましといえる。ただ、効果はわからないといえばわからない。
無増悪生存期間が9か月のゼローダアバスチン療法で20ヶ月突破して、治験のデータがカットオフになってしまった。
いつまで続ける(といった指標とかはない)のか。
→見えないといってもいつ増えだすかわからない。そして途中でやめているオキサリプラチンもまだ効くはずだ。明確な答えを得るにはまだまだ日が浅いというところか。とにかく先は長いようだ。
9:35 診察終了
よし、なんか今回は不安だったが、乗り切ったようだ。
これで次の診察である21か月まで動きがないことが確定した。
もう、ゼロアバ無増悪生存期間がどうとかというデータはなくなった。ここから先はデータにない道。
用心して前へすすむ。
それしかないじゃないか。
アバスチンの点滴を打ってデータをもらって。
好例のいきなりステーキ300gいただいて、その近くにあったシャトレーゼで低糖質のケーキとか買って帰った。