またリブログを、とおもったら、ネタがすでに一巡、もうもりぞの先生次のブログを上げておられる。だがケトンやってるならこれはやはり話題にしないと。

この件に関して、いろいろと記事が出てる。

ヤフーのニュースは消えるので、ソースを

乳がん治療中の南果歩さんの講演 「責められるべきは本人ではない」

曰く

日本乳癌学会の乳癌診療ガイドラインで推奨されている術後の抗がん剤治療やホルモン療法をストップし、糖質制限などの代替療法を行なっていることが報じられたのだ。

代替療法は患者のQOLを低下させる、ぼったくりのインチキ医療もどきだという論調の告発記事がこの頃多いが、標準治療以外を代替療法とするなら、糖質制限・ケトン食はそうだろう。保険効かないし。エビデンスというほどのN数こなしてないし。

そのうえで、もりぞの先生はVKT(ケトン療法+高濃度ビタミンC)を実際に医療側が実施した場合の儲けを書いている。これは糖質制限をやっている私も声を大にして言いたい。

儲からない。

そりゃたしかに、普段のサプリや食事は確かに高くつくというのはあるがそれは患者側の話で、保険がきかないからだし。

だから病院側からみたら、保険診療の方がはるかに儲かるレベル。

患者側のQOLの低下を招くかどうかはさておき、悪徳業者ならもっと儲かる方法をとる。

たとえば、うっすいオプチーボを自由診療で吹っかけるとか、一回数十万~数百万なんてナンボでもある。

もいっかいいいます、糖質制限は悪徳医療関係者がネタにするほど、おいしいものではない。

とりあえず、そこはいいたい。いっしょくたにするなって。

 

そして南さんがなぜここまで騒ぎになるかというと、

一般人に影響力のある著名人が、科学的根拠のない治療法を発信するのは、受け止める人が信じる可能性もあり危険だ。

であるためであり、確かに糖質制限は標準治療でないのだから代替療法で、科学的根拠のない治療法ということになるだろう。

いたしからない。

そのうえで、

記事では、まず、南さんは「今、ハーセプチンという抗がん治療をストップしています。抗女性ホルモン剤の投薬もストップしています。これは俗に言う、代替治療に切り替えたということです」と述べたと紹介している。

一方で、「標準治療というのはデータに基づいた揺るぎないものだと、重々承知しています。(抗がん剤を止めたのは)個人的な決断です」と話し、あくまでも個人の決断で、万人に当てはまるわけではないということを強調したとも書かれている。

ということで、南さんちゃんとそうことわっているのだ。

この炎上騒ぎは予測されてるので事前に手を打っているともいえる。

 

そのうえで、南さんが標準療法をとらなかった理由もいろいろある。脱毛や健康被害、それが効果と天秤にかけてこちらを採るとしたなら、それは患者の判断、尊重すべきだろう。記事も

副作用との兼ね合い 「標準治療を選ばない選択もある」

としている。

そもそも、うちはフェーズⅣbの腹膜播種、標準療法でじり貧なのは「エビデンス」にある話。

なにかやらないとエビデンスに示された統計的な比率、つまりかなり、きわめて、ものすごく高い割合で2年と持たない。

是も非もないのだ。

標準療法以外のインチキ治療の害は確かにあるが、それを選ばざるを得ない状況もわからず適当なことを言うやつが多すぎる。

話を南さんにもどすと、何が問題かというと

 

主催者である日本対がん協会は、南さんが話す内容を事前に把握していなかったという。

 

点だ。

代替医療を推奨する立場でないというなら、ちゃんと意に沿うような縁者を集めてシナリオ通りに読み上げてもらえばいい。

もし、インチキ医療の広告塔が布教活動みたいなことをしたらどうするつもりか?

事が大きくなってから、おおあわて。

しかもいんちき医療といっしょくたにされた、それを信じてい日々実践しているケトン療法で戦うものまでこのいやな気分。

どこよこの団体?

乳がんの啓発を目的とする「ピンクリボンシンポジウム2017」(日本対がん協会、朝日新聞社主催)が

日本対がん協会?なんだかいっぱい協会あるけど、ここは本当に「エビデンス」のある協会なのか?といわれても仕方ないのでは。

 

…激してしまったが、とにかく世のケトン療法への風当たりは相変わらず強く、無理解はここに示される。

 

南さん、闘病もそうだが、それ以外の波風もあって、大変だけど。

がんばれ!

 

※ 記事もタイトルからして、

乳がん治療中の南果歩さんの講演 「責められるべきは本人ではない」

なので、そこは強調しておくべきだとも。

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