XELOX+アバスチン療法14クール目はもう3日目に到達しているけど、初日の顛末が記載されていないので、後追い更新。
先行したシガニーさん、子供の対応をする私しろくま、今回はシガニーさんCTなので撮影分だけいつもよりかかるし、子供たちは夏休みなのでそんなにタイトでない、と思ったのが若干のミス。
子供は夏休みでだらけまくっていて、動きが極めて鈍い。起きてこない。ごはん食べない。
とうちゃん(それなりに)急いでいるんだぞ。オイ。
なんとか子供達の対応を終えるとシガニーさんからライン。
シガニー 「CT呼ばれた。早いかも。」(午前8:31)
(午前8:33)「出ます!!」 しろくま
うひー、柏のH病院に高速を飛ばす。
シガニー 「CT終了。」(午前8:46)
途中、激しいゲリラ豪雨にたたかれながらもインター到達。
(午前8:50)「高速出口渋滞」 しろくま
シガニー 「9時から診察開始だから、
早くても9:15ぐらいかと。」(午前8:51)
(午前9:01)「到着!どこ?」 しろくま
(この時点で駐車場)
シガニー 「呼ばれた、行くわ」(午前9:02)
(診察室近くの待合)
いかん、また、CTなのに、説明を聞けないというのは避けたい。
走った走った。
(もちろん、病院内は走っちゃダメ)
この間に
(午前9:03)「今日はご主人は?」 S主治医
シガニー 「もうついてはいるんですが、
今向かっているところです。」(午前9:02)
といって、待ってくれるわけでもなく問診開始。
(午前9:04)(息を切らせて)「しつれいします」 シロクマ
診療室に到着
私の顔を見ながら多少笑みをたたえつつ。
(午前9:04)「ちいさいままです。以上」 S主治医
ええ、終わり?
まあ、そのあと食い下がっていろいろ聞きますけど。
この小さいというのは卵巣のことで、腫瘍ははなから写ってない。
前回と同じで卵巣はちいさいままということ。
腫瘍マーカーはまだ出ていないが、血液に(点滴の点では)問題がないので、アバスチン点滴許可。ゼローダは大きく副作用が増えていないので、やはり5錠のまま。(改めてみると、減薬して5というのは多いよなあ。やはり体格がいいからなんだろうな。)
で、気になっていた、シガニーさんの自覚症状、下腹が何か出てきているような、何かあるようなに関しては、特に腹水もないし、当然小さい(つまり標準寸)ままの卵巣でもない。
特に、シガニーさんの大腸の原発は転移先の卵巣で特に激しく肥大し膨れ上がる特徴から見て卵巣が小さいままなのはある意味おとなしくしている証左ではある。
では、なにが?
便秘でもガスでもない。脂肪が増えているわけでもない。という以上の結論はでなかった。
とりあえず、CTで見える病変ではないようだ。
CT撮るときに横になると、出た下腹は一見すると出ているように見えないとのシガニーさんの感覚から、これは筋肉が落ちているため、立った状態では重力に抗えず組織がたるんで下がることからきているのだろうか。
これでXELOX+アバスチン療法は、2016/10/31開始なので、今クール末で10か月となる。XELOX+アバスチン療法の無増悪生存期間の8.1か月を2か月ほど上回る。この時点ですでに無増悪の人は3割強。
まだ、ゼロアバの効果だけと考えても、よく効いている3割の人というカテゴリーを逸脱していない。
(オキサリプラチンは6回完全休薬なのでかなり条件的には辛いのではあるが。)
もっと、1割を切るぐらい、このまま抑え込めたら、他の要因の考慮し始めるというところかなとも。
それは18~20か月(生存曲線が横に寝ているのでそこは誤差が大きいがそのくらい)
少なくとも12か月、これで2割強。まずはそこを目標にしよう。
他の要因であるケトン療法が効いていると信じつつ、それが確かに効いていると、確信をもって言えるとことまで頑張ろう。
ケトンは効く。効くはずだ。
(午前9:07)「では、呼吸を整えて
点滴に行ってください。」 S主治医
なんか、このごろS先生ボケるようになった。
「以上」、も私の反応を見るように断言したし。