抗がん剤治療４クール～17日目～アルテスメイト始動～

XELOX+アバスチン療法４クール目の17日目。
アルテスメイトと呼ばれる薬をご存知でしょうか。
なんでも、マラリアの薬を従来の漢方から探していて見つけた薬で（実際マラリア薬らしい）鉄を大量に含むがん細胞に反応してフリーラジカルを発生させ、ガン細胞を細胞死させるというもの。
作用機序は高濃度ビタミンCと似ているかな。
いや、ビタミンCはブドウとと間違えて取り込まれて、ガンが解毒できない過酸化水素を発生させるから、なんというか自立型。
喰わせた鉄をトリガーにして炸裂するアルテスメイトは誘導弾のような。

熱血ナースMrs.GAGAの糖質オフ支援サイト！！のまとめの回にも出てきましたが
がんと、「鉄」の回が大変わかりやすい。

作用機序を考えて腑に落ち、且つ、他の療法と併用が可能、自分でできるものとしては、ケトン食、経口のVCと各種ビタミンとならび、実施が可能ではないかと考えた。
治験への希望もまだ残している段階で、この薬は治験の条件を逸脱しないと考える。（健康状態が悪くなるとかを誘引して、治験ができないというのはあるかもしれないが、それは本末転倒。十分に吟味して、慎重に行う。
ここまで準備して来て、薬も入手した。ほかの利用者の事例を探した。
飲み始めて好調、よく眠れるといっていた方がその直後肺気胸を起こして亡くなられたケースがあったが、これは症状がかなり進んでいたために病状の進行に伴い起きたのではないかという見方と、もしかして、このアルテスメイトが強力に効いて物理的に胸膜に栓をしていたガン細胞が、崩壊して起きたのではないかという懸念もあるが、とりあえず、目立った副作用はないとみた。
抗がん剤と併用して、強力に効きすぎるというのを避ける為、休薬期間に試してみることにする。現在４日目。
やや、お腹が痛いというシガニーさんの反応がやや気になるものの、おそるおそる続けてみている。（原因はわからないが、もし腹膜播種にきいて痛みが出ているとしても、今のところCTに写らない程度の大きさのもの。大出血を招くことはないと信じたい。そして、もしそうだとしたら効いているということだ。）
アルテスメイトについての詳細な説明はこちら。
アルテミシニン誘導体の抗がん作用

購入もこちらで可能のようです。（他にも売っているがマラリア薬として、他のマラリヤ薬と混合して売られていたりするものが多いようです。）
慎重に、慎重に。