トン汁かぶた汁かと言われれば、トン汁というしろくまです。だって、とんかつとは言うけどぶたカツとは言わないんだもん。
ゴールまで、後は坂を
下るだけだと思っていたんだけど、これが意外と長かった。杉津の名の通り、杉林を下っていきます。でも、ちょっと待って。この道、明日は上るところからスタートだよね。そう思うと、余計に長く感じます。げっ、九十九折れ。下の道を通るんだよね。さらに下の道があるじゃん。しばらく歩くと、杉林は
竹林へと変わっていきました。そして、見てはいけないものを見てしまった。
前日の夜のニュースで、冬眠開けの熊はお腹を空かしていて、気性が荒くなっているから注意がいると言ってた。しかも、秋田では毎日のように民家近くで目撃されているらしい。この看板を見て、めっちゃ怖くなりました。道はやがて、
いつ積みの段々畑。でも民家はないんだよね。そして再び杉林の中へ。下って、下って、ようやく、小屋のある畑。すると突然、
この学校。敦賀市内の遠くからも児童を受け入れているようで、敦賀行きのバスで敦賀駅まで約20分。一緒に乗りましたよ。その学校の校門に面しているのが国道8号線。4km近く下ってきて、ようやく国道にたどり着きました。もう海はすぐ近く。そして、杉津郵便局の前、杉津口のバス停を、今回のゴールとしました。
しかし、ここで大失敗に気づくのです。到着したのは、
おーーーっ、4万歩越えてるよ。距離はやく29km。でもね、敦賀へ戻るバスは、
げっ、2時だと思ってた。1時じゃん。しかも次のバスまで、1時間半もある。2時だと思ってたから杉津PAで下り線まで上って、のんびりお昼も食べたのに・・・・・。でも仕方ないね。とりあえず、
海でも見に行こう。階段を下りると、
海。キラキラの海。30分ほど眺めていたら、喉が渇いてきました。お茶はまだあったのですが、冷たい炭酸が飲みたい。とりあえず自販機を探そう。というわけで、杉津の集落を自販のありそうなところに向かって歩きました。ところが
田んぼはあるけど自販はない。バス道を歩けどあるけど自販はない。サテンはあるけどやってない。というわけで5つほどバス停を越えたところであきらめ。バス停にベンチがあったので、そこで30分ほどバスを待って、ようやく、
敦賀行きのバスに乗れました。バスは敦賀湾の海岸沿いを走って行きます。海はとても綺麗。だけど、次の日、杉津口から杉津PAまで上るのかと思うと、ちょっとぞっとしました。
その分夜は英気を養わなければ。
あじのなめろう。
ぶりのおさしみ。
おぼろどうふ。
かまやき。
地元の海の幸をたっぷり堪能。
完