ちょっくら九州⑧~関門突破 | しろくまおやじのブログ

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関門海峡。本州と九州の間の海峡。

狭いところでは、700㍍しかありません。

一日に700席もの船が行き来するそうです。



潮の流れが速く、絶好の漁場でもあります。なので、

私が行ったときも、釣り船がいっぱい海峡にいました。

大きな船は、釣り船に危険を知らせるため、常に汽笛を鳴らしています。

その音が山にこだまして、何度も聞こえます。


時には、海上警察の船が来て、

“この辺りは大型船の航路にあたります。

 速やかに移動してください。”と、釣り船に警告していました。

門司港駅から、歩いて関門海峡大橋の方へと向かいました。



門司港レトロ泉の線路を通り過ぎました。

春から、秋にかけて門司港駅からトロッコ列車を運行しています。



橋が近づいてきました。

そして、橋を通り過ぎ、ようやく到着しました。





関門トンネル人道の入り口です。ここから、歩いて本州に渡る。

これがこの日の1番の目的です。




対岸までトンネルが続いているのです。

まずは、



エレベーターで、智か50㍍まで下りていきます。

すると、


トンネルが続いています。床には、


下関の文字。海の下の歩道。約700㍍あります。

誰も歩いていないのかと思っていましたが、

ジョギングやウォーキングをしている人や、

自転車やバイクを押して通っている人、買い物に行く人。

日曜なので、観光客らしい人など、結構往来がありました。

トンネルの真ん中まで行くと、



県境があります。そしてついに、



本州、山口への第1歩。

やったぁー、九州から歩いて本州に帰ってきたぞぉ。
壁には、







こんな絵がありました。

約10分ほど歩いたでしょうか。



関門突破記念のポスター。そして



門司側と同じようなエレベーターに乗って、今度は登っていきます。



そこはもう下関。さっきまでいた門司港は対岸です。

下関側の入り口近くには、

長州藩が関門海峡を守るために使っていた大砲や、



壇ノ浦の戦いの様子の像がありました。そして、

それらを題材にしたドラマに出演された方の手形。





上は、滝沢秀明さん、下は、松坂慶子さんです。

壇ノ浦といえば、幼い安徳天皇が
源平合戦で入水自殺したところです。



そのことを記した石碑もありました。
そして、こんな人もいましたよ。



紙芝居のおじさん。長州出身の歴史に残る人物の紙芝居をしていました。



なかなかの名調子。

高杉晋作の話を聞きながら、ようやく本州に着いたという

実感が湧いてきました。


さて、下関といえば・・・・・もちろんふぐ。

山口ではふくというそうです。次回は下関グルメ。


つづく