駐車場のおっちゃん | しろくまおやじのブログ

しろくまおやじのブログ

ブログの説明を入力します。

寒い日が続いていますね。

寒くなるときになり出すのが、六甲山の氷瀑。

完全に凍るのは数年に1度。

それでも、毎年は師の方は凍っていて綺麗です。

1月の下旬が一番いいのですが、

今年はどんな塩梅か、昼から見に行くことにしました。


家を出たのは、12時半を過ぎていました。

この分だと、頂上まで登っている時間はないな。

ということで、中腹の滝だけを見に行くことにしました。


頂上へ登るロープウェイの駅にある駐車場に車を停めると、

料金所のおじさんが来ました。

“ロープウェイに乗りますか。”

“いいえ、歩いて登ります。”

“そうですか、じゃあ620円です。”

“はい、わかりました。”

“どうもありがとうございます。”

“こちらこそ・・・・。”

“気を付けて行ってきてくださいね。”

“ありがとう。”


そんな会話を交わして、いざ滝へ。

ロープウェイの有馬温泉駅の横を通り、

コンクリートの道を登り始めます。

何度も登った紅葉谷の登山道。

最初、体が慣れるまでのこのコンクリートの道が

ちょっと辛い。それでも登ること約5分。

体が慣れてきます。すると道は、地道になります。

勾配は緩やかに・・・・。

やった、体も慣れてきたぞぉ・・・・・・・。

と、思ったのもつかの間でした。

道に沿って右に回ると・・・・・・・・・。

あれれっ、・・・・・・・・・。

なんと、崖崩れで道がありません。

岩が山のように積み重なり、前へ行けない。

おまけに、工事用の黄色と黒のロープが・・・。

何これ、行けないやん・・・・・・。

紅葉谷は通行止めになっていました。


どうしよう。滝を見に行くには、もう1度

有馬に降りて、他の道を進むしかない。

でも、時間的にちょっと無理かも。

おまけに、さっきまでの青空はなくなり、

雪がチラチラ・・・・・・・・。

しかたない、帰るしかないか。

元来た道を戻り、駐車場へ。


すると、おじちゃんが、料金所の小屋から出てきていました。

“紅葉谷は登れないんですか。”

“そこにも看板が出てますよ。でも、若い人とか、

 よじ登っていったと行ってましたけど。”

“でも、危ないですよね。”

“あぁ、やめた方がええでしょうねぇ。”

“すみません、帰ります。ありがとう。”

と、言いながらも、心の中では、

おっちゃん、車を停めたときに教えてよ。

と、叫んでいました。

家に帰ると、1時半。なんだったんだろう。

せっかく、暖かい格好して、ダウンまで

出してきたのに。アイゼンまで用意したのに・・・・。


今年は、遠回りしないと氷爆は、見られないようです。

ちなみに、うまくいくと、





こんな景色に出逢えます。