自分に子どもができたときに、
考えたことがありました。
“この子の命を、自分は守れるのだろうか。”と。
例えば、子どもが道路に飛び出してしまい、
車にひかれそうになったとき、
自分は子どもを助けるため、車の前に
飛び出すことができるのだろうか。
考えていると、自分はできないのではないかと、
不安な気持ちになりました。
でも、阪神大震災の時の自分の行動で、
とっさの時には親として、子どもを守ろうとした自分を発見しました。
隣で寝ていた子どもの上に覆い被さっていたのです。
そうしようと思ってやったわけでなく、
勝手に体が動いていました。
最近、不安に思うこと。それは、連れ合いのことです。
最近は昔のように一緒に行動することが少なくなりました。
私は、連れ合いのことを今でも大切に思っているのだろうか。
ところが昨日、連れ合いが火傷をしました。
家に帰ったときに、私の父と母から、そのことを聞かされました。
ちょうどその時連れ合いは、急患で病院に行っていました。
“ふーーーん。”と、余り気にしていない返事を
父、母にはしましたが、その後、ずっと玄関辺りで
うろうろうろうろ。
連れあいが帰ってきて、やっとホッとしました。
症状は、少し重いようで、今日も朝から病院。
別に頼まれたわけでもないのに、
連れ合いが出かける時間には、庭に出ていて、
連れて行くと決めていました。
ほっ、やっぱり大切だと思っているんだ。
ちょっと自分に安心しました。
あれっ、何だかのろけになってる。
これを読んでくださった人にも、
少し火傷させたかな?