娘

実は、今日。ついさっき、娘からメールがありました。

娘の姓が変わりました。

昨日、婚姻届の保証人に名前を書き、

今日は、結婚式はしない変わりに、

写真だけ撮ると言うことでした。

それで、久しぶりの礼服だったのです。

娘と、旦那の写真を撮る様子を見た後、

まるで式のように、バージンロードを

一緒に歩きました。

その時は、それほどでもなかったのですが、

家に帰ると、何となくホッとしました。

そして、ついさっき、娘から役所に婚姻届を

出したとメールがあったと、連れ合いから聞きました。



寂しいと言うより、よかったという感じです。

娘の小さい頃に、よく相撲をしました。

思いっきりぶつかってくる娘を投げ飛ばします。

だんだんとむきになり、泣きながら突っ込んでくる娘。


『１６歳になったら、おっとぅを倒す。』

それが、娘の小さい頃の夢でした。

小学生の頃は、サボりで、

５年の１学期は、一度も宿題をしていかなかったそうです。

夏休み前、３日ほど徹夜させ、宿題をさせた覚えがあります。

中学になってからは、何もかも自分で

やるようになってました。

クラブは、吹奏楽部。

私が市民バンドに入っていた頃の古く錆びた

トランペットを文句も言わずに吹いていました。

高校では、何故かアーチェリー部。

小さい頃の夢、『１６歳でおっとぅを・・・・』

それの実現のためかと、ちょっと怖かった（笑


大学、大学院と、一人暮らし。

ちょっと自己中なところ、傲慢なところがあり、

そのことで、言い争ったこともあります。

でも、そんな娘を好きになってくれた彼。

まじめで、ちょっと頑固なところがありそうだけど、

優しく、長男なのに、故郷を捨てて、

娘と一緒にいてくれます。

そんな彼が、正式に仕事が決まり、

娘を連れ添ってくれる。とても、うれしいことです。


彼は、まだ私とどう接したらいいのか、

迷っているようで、私の前ではとても緊張しています。

でも、娘が選んだ彼だから、間違いはないと思っています。

息子が一人増えた。今はそんな感じです。


これからも、我が家からは結構近くに住んでいるので、

一緒に遊べるといいなと思っています。


若い二人の一番の応援団になろうと思っています。



おめでとう。私たちに負けないくらい

幸せを創っていくんだよ。