市民ZOOのメールニュースをブログで紹介することにしました。
せっかくなので?私のコメント入りです。
市民ZOOネットワークメールニュース2026年2月号
スタッフより
▼【重要なお知らせ】‥‥‥‥
ご愛読いただき、ありがとうございます。
本メールマガジンは、2026年4月をもちまして配信を停止いたします。
今後は、まぐまぐにて配信を継続いたします。
□まぐまぐ配信ページ□
https://www.mag2.com/m/0000100226
なお、運営側での自動移行は行いません。
引き続き閲覧をご希望の方は、お手数ですが各自でまぐまぐへのご登録をお願いいたします。
登録は無料です。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
▼スタッフより‥‥‥‥こんにちは。
こんにちは!スタッフの山田倫太郎です。
寒い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
私は日頃、エンジニアとして働く中で、「答えのない問題」にぶつかることが多くあります。
中でも、抽象的で、正解がはっきりしない課題は難しいものです。そうした問題に特化して向き合うためのメソッドや考え方、記事などは業務の性質上、エンジニア界隈で発達しているように感じます。
市民ZOOネットワークの活動に携わる中でも、同じように「まだ答えが出ていない問い」が数多くあると感じています。
園館と道徳の問題、園館のあり方、我々団体の今後のあり方…
これらは私にとって、すぐに結論を出せるものではなく、簡単には割り切れない悩ましい問いばかりです。
こうした、結論を急ぐことのできない問いや、不確実な状態に直面したときに、性急に答えを求めず、その曖昧さや未解決のままの状態に耐える能力のことを、「ネガティブ・ケイパビリティ」と呼ぶそうです。現代の生活は、ある意味で、このネガティブ・ケイパビリティが低下しやすい環境だといわれています。仕事をしていても、「自分の耐性が落ちているな」と気づく場面がありますし、SNSのコメントを眺めていても、深く考え抜かれた言葉は決して多くないように思えます。
私が小さい頃、今から十数年前のことですが、多摩動物公園へ向かう京王線の中吊り広告に、印象的なものがありました。
「レッサーパンダのお腹って何色?」
「コアラってユーカリしか食べないの?」
このような問いと動物のイラストとともに、「あー、気になる気になる」というコピーが添えられている多摩動物公園の広告です。(https://www.nanamiya-aidma.jp/tama-poster.htm)
幼い頃に目にした広告ですが、実際に動物園へ行き、「本当はどうなんだろう?」と実物を確かめた記憶とともに、今でもはっきりと覚えています。
では、今の時代に同じ広告が、同じように心に残るでしょうか?
スマホが普及した現在では、気になったことはその場で検索すれば、たいてい答えがすぐ見つかります。
そのため、かつてほど強く印象に残りにくいのではないでしょうか?
中吊り広告を見てから、動物園で実際に確かめるまでの時間 ―「分からないまま、気になり続ける」という、ある意味では小さなストレスを伴う時間 ー は、現代の生活では減ったように感じます。
その場で検索すれば、誰かがまとめてくれた答えがほぼ確実にそこにあり、おまけにAIが要点をまとめて教えてくれます。
情報社会によって、私たちは即時に情報という報酬を得られるようになりました。
それは心地よい体験である一方で、答えのない問いについて考え続ける機会は、少しずつ減っているのかもしれません。
しかし、答えのない問いこそ、考える価値があり、そこに面白さがあります。
私は園館に行くと、自然とスマホを見る時間が減ります。物理的に画面から離れることで、自分の体験や思考と向き合う時間が生まれるのだと思います。動物園・水族館は、ネガティブ・ケイパビリティを鍛えながら、「分からない」ことを楽しみ、その状態にとどまって考え続けるいい教材です。そうした時間や空間を、今の私たちは、以前よりも意識して大切にする必要があるのかもしれませんね。
くまおコメント
1月の佐渡友先生の講演会の中でも
「あいまい性耐性」というワードが出てきました。
日本の学校教育は受験ありきで組み立てられているため
かならず問題には「正しい」答えがあるというふうに錯覚してしまうふうになっていると感じます。
ですが社会に出れば正しい答えがあることのほうが少ないと感じます。
私は社会人になってからこの答えがないということに戸惑い、悩んだ記憶があります。
ずいぶん大人になってから気が付きましたが答えは誰かがくれるものではなく自分で導き出すものです。
近年は大人も間違うことを恐れる傾向があり、白黒はっきりつけて自分が正しいということを証明したがる場面に多く出会います。
さらにこの正しさに疑問を投げかけられると不安になり、ついつい言葉が強くなってしまうこともあるようです。
正しい答えなんてないんだ、ということを念頭におきつつ私たちは考え続けなければいけないのです。
動物園や水族館のかたとお仕事をすると知識や経験豊富な人ほど、
断定した表現を避け、あいまいな言い方をする傾向があるという印象を受けました。
これは確実な正しさを求める現代の人にとってはなかなか腑に落ちず、理解しづらいだろうと感じました。
どうしたらいいかなぁと悩んでいましたがこの「わからないを楽しむ」という感覚は新しい視点の発見となりました。
これからはこの考えを頭の片隅に置いてものづくりに励みたいと思います。
▼エンリッチメント大賞2025最新情報‥‥‥‥
■「エンリッチメント大賞2025表彰式・受賞者講演会」開催のご報告とYouTubeでのアーカイブ配信のご案内
2025年12月13日(土)に、東京大学・弥生講堂にて「エンリッチメント大賞2025表彰式・受賞者講演会」を開催しました。
前号でもご案内のとおり、講演会のようすはYouTubeでアーカイブ配信しております。
審査委員の幸島司郎先生による基調講演のほか、各賞を受賞された皆さまによる受賞者講演を公開しています。
当日お越しになれなかった方、もう一度講演を聞きたい方は、以下のURLからご視聴ください。
★市民ZOOネットワークチャンネル★
https://www.youtube.com/channel/UClYn_MSOvm7q1vxkKt6dEqA
【主催】NPO法人 市民ZOOネットワーク エンリッチメント大賞2025表彰式・受賞者講演会 実行委員会
【後援】公益社団法人日本動物園水族館協会
【問い合わせ先】市民ZOOネットワーク
TEL:03-3395-8568 もしくはWebサイトのお問い合わせフォームをご利用ください
★市民ZOOネットワークチャンネル★
https://www.youtube.com/channel/UClYn_MSOvm7q1vxkKt6dEqA
【主催】NPO法人 市民ZOOネットワーク エンリッチメント大賞2025表彰式・受賞者講演会 実行委員会
【後援】公益社団法人日本動物園水族館協会
【問い合わせ先】市民ZOOネットワーク
TEL:03-3395-8568 もしくはWebサイトのお問い合わせフォームをご利用ください
くまおコメント
ご覧になった方はよければご寄付よろしくお願いいたします。
もう少し手軽に寄付がしていただけるよう、ちょっとづつ準備中です・・・!
まだ整っていないので下記からよろしくお願いいたします。↓↓↓↓↓
■エンリッチメント大賞へのご支援をお願いします
平素よりたくさんの皆さまからご支援の寄附をいただき、ありがとうございます。
今年度も引き続き“コロナ禍”の影響による制約があるなかでの運営となりましたが、
みなさまからのご支援のおかげで、無事に大賞を決定し、表彰式も開催することができました。
毎回のお願いですが、引き続き、来年度以降の開催へのご支援をよろしくお願いいたします。
今年度は目標金額を75万円に設定しておりますが、毎年なかなか満額には達成できず、苦しい運営が続いております。
動物たちのより良い暮らしをサポートするため、多くのお心添えをお待ちしています。
目標金額:毎年約75万円(募集、審査委員会開催、現地調査、表彰式&講演会)
お振込先:
【郵便振替口座】00110-1-56206 市民ZOOネットワーク
【ゆうちょ銀行】〇一九店、当座口座、0056206
(エンリッチメント大賞継続への寄付である旨ご記載をお願いします)
★★市民ZOOネットワークでは、環境エンリッチメントの試みを、市民が理解し、評価し、応援する社会づくりを目指し、
今後もエンリッチメント大賞を継続していきたいと考えています★★
▼市民ZOO・セミナー情報‥‥‥‥
■市民ZOOネットワークセミナー 「動物&自然との共生に向けた動物園の意義と可能性」
『動物と人間の関係を考える』(東京大学出版会)を出版した佐渡友陽一(市民ZOOネットワーク理事)から、
人間の限界を踏まえて動物&自然との共生に向き合う視点から、動物園の意義と可能性について話題提供させていただきます。
【大阪会場】
日時: 2026年1月11日(日) 18:00〜19:30
場所:Gallery Cafe *Kirin*大阪府大阪市浪速区恵美須東2-3-17
【東京会場】
日時:2026年1月27日(火) 18:30〜19:45
場所:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC) 東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル1F
申込方法など詳細はホームページをご参照ください。
https://shiminzoo.studio.site/posts/seminar2025
▼研究会&イベント情報‥‥‥‥
■2025年度 第7回動物園水族館大学シンポジウム
京都大学野生動物研究センターでは、水族館・動物園との連携を深め その成果を広く一般の方々にも知っていただくことを目的として、 動物園水族館大学という、連携水族館・動物園との共同企画によるシンポジウムを開催しています。
日時:2026年2月22日(日)・23日(月・祝)
場所:滋賀県立琵琶湖博物館 ( https://www.biwahaku.jp/guide/access.html )
※ Zoomでのオンライン配信もあります(アーカイブ配信はなし)
申込:専用の参加登録フォームから
申込締切:2026年2月5日(木) ※定員に達し次第、受付を終了いたします。
定員:会場 200名 / オンライン 300名
詳細の案内や参加申し込みは、https://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/projects/za/2026-02.html をご確認ください。
くまおコメント
琵琶湖博物館でイベント!
確認したところ
2026年2月19日(木)
※締切を延長しました
とのことでした。まだ間に合います!
しかし2月の滋賀は寒そうです…!
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寒い日が続きますが
2月の動物園を楽しみましょう(・ᴥ・)✨