009たちは人食いライオンを退治するために
ランデシア国の008の故郷の村に来ています。
が、狩りにいってる間に
家族全員がライオンに食い殺されてしまいました。
009たちはライオンを探し、見事撃ち殺して
取りあえずライオン騒ぎは終了。
原作では 黄金のライオンに続くこのエピソードですが、
この回では人食いライオン騒ぎは終了。
009たちをランデシアに赴かせるための
ストーリー上の口実だったようです。
ここから本題。
ランデシアはまだ黒人差別のひどい国で、
008は忌々しそうです。
ひょんなことから 刑務所から脱走した少女ベティを
助けた一行。
ベティは黒人解放運動の指導者・マルク牧師の娘だったのです。
彼女をマルク牧師の元に連れて行こうとする009たちですが、一足違いでなかなか会えません。
ベティを追って、マルク牧師も暗殺してしまおうとする
ランデシアの暗殺者も計略を巡らせます。
アフリカの黒人解放運動を題材に
実在の国名も出演する
なかなか辛口のストーリーでした。
ベティが無事、お父さんと会えても、
けっしてハッピーエンドではないお話でした。
しろくま