鮭のブログ

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詰将棋は王手の連続をするという制約がある。

しかし、実戦では王手をしない寄せの手というのがよく出てくる。

「玉は包むように寄せよ」ともいうが、玉を寄せる手段は王手だけではない。


また、終盤における勝ちの決め方は、寄せだけでもない。

攻めを切らす、入玉する、などもある。

これらの要素を関連させながら、勝ちを得ることも多い。

たとえば、寄せを見せて、相手の攻撃を誘い、それを受けきる過程で

駒を補充し、それでもって相手玉を寄せきる、というようなのである。


そういう終盤の呼吸、あるいは読みは、詰将棋によって直接的に鍛えられるとは

いえないように思う。


なにが言いたいかというと、詰将棋が苦手な人でも、それをカバーする技術的要素は

いろいろある、という事。


例えていえば、森の中でライフルを持った二人が決闘するようなものである。

100メートル先の的を正確に撃てる人間は、50メートル先の的しか当てられない人間より、

有利なのは間違いない。

しかし、弾を当てるには、お互いのあいだに障害物がないことが条件である。

つまり、「詰みがあるときしか詰ませられない」のである。

したがって、詰む詰まないの前の段階で頑張ればいいのである。

その上で、自分の射撃の正確性を、50メートルから、55、60と、伸ばすよう

日々努力すればよいのだと思う。