先日読んだ本
キンドルアンリミテッドリンク
いつか、眠りにつく日 (スターツ出版文庫) いぬじゅん (著)
アマゾンの紹介文
高2の女の子・蛍は修学旅行の途中、交通事故に遭い、命を落としてしまう。そして、案内人・クロが現れ、この世に残した未練を3つ解消しなければ、成仏できないと蛍に告げる。蛍は、未練のひとつが5年間片想いしている蓮に告白することだと気づいていた。だが、蓮を前にしてどうしても想いを伝えられない…。蛍の決心の先にあった秘密とは? 予想外のラストに、温かい涙が流れる―。
物語は未練を解消していく話で、それぞれがとても感動的に書かれています。
でも、考えさせられる点もありました。
一つ未練を解消したら、その先にまた未練ができて、ずっと追いかけっこになり、いつまでたっても未練は残るんではないか?
未練が全くない状態ってあるのだろうか?
そんな状態だったら生きる気力もなくなりそうです。
生きているうちに、未練を山ほど解消し、更に未練が山ほどある状態がいいのではないか?
そんな事を考えさせられました。
いい本に出合えて、ツイてるっ
それでは、また。