『幕内秀夫の食生活日記』
http://blogs.yahoo.co.jp/makuuchi44/archive/2011/9/15
ハンガリーでポテチ税導入!!
ハンガリー政府は1日、スナック菓子や清涼飲料水など、糖分や塩分が
特に高い食品に課税する通称「ポテトチップス税」を導入した。
世界でも異例のポテチ税は、7月に同国議会で法案可決された。
課税対象は、ポテチ、市販のケーキ、清涼飲料など。税額は、ポテチは
1キログラム当たり200フォリント(約80円)。標準サイズの袋は、値段が
約1割~2割上がったという。
市販ケーキ類は1キログラム当たり100フォリント(約40円)、
清涼飲料水は1リットル当たり5フォリント(約2円)が上乗せされた。
政府は国民を健康被害から守るとともに、財政再建を進めるためとし、
導入に踏み切った。毎年約7400万ユーロ(約81億円)の税収アップを見込んでいる。
健康増進で、医療費減も望めるとしている。ただ、地元経済団体は、
国内の複数の食品工場が閉鎖され、多数の失業者が出ると反発。
“闇ルート”で、ポテチが出回ると懸念する声もある。(『報知新聞』)
▼アメリカ、台湾、ルーマニアなど、世界中で「ポテチ税」の話はでましたが、
業界の反対などがあったのでしょう。検討だけで終わっていました。
ついに、ハンガリーで9月1日から実施されるようになりました。
この課税金額で抑止力になるのか?何とも言えないですね。でも、効果のほどは
わかりませんが、やるしかないと思います。
私は最近、ポテチは「マイルドドラッグ」だと言ってきました。少なくとも、このことで
ポテチや清涼飲料水はタバコやアルコールのように「依存性」のある、課税すべき
ものであることを国民に教えるだけでも意味はあると思います。
何かをすると必ず反対が起きます。そこで政治家は選挙の「票」がちらついて
何もやらないのが常です。「闇ルートで出回ると懸念する声がある」というのは笑えますね。
もはや、右手にポテチ、左手に清涼飲料水が小児の肥満を増やした
というのは、世界の常識になっているということです。ハンガリーが実施したことで、
おそらく追随する国も登場するでしょう。もはや、議論は尽くされているというべきでしょう。
世界中の国が、具体的に何をするかが問われる時代に突入したということでしょう。
それにも拘わらず、最近、最強の「給食」を見つけてしまいました。
これは「課税」ではなく、税金を使って実施しているものです。
これまで、かなりひどい給食を見てきましたが、これは最強です!!!
某神奈川県S市のものです![](https://i.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s358.gif)
献立が 「スパゲティー・ポテトチップス・ジュース・アイスクリーム」
給食の写真がある。 (@゜Д゜@;)
まったく<おやつ>だなぁ。
よく書かれているけれど、こんな給食を社員食堂で出したら、
文句・批判の対象だろうって。
先生たちも同じ物を食べるんだよねェ・・・
『天声人語』 より
http://www.asahi.com/paper/column20110916.html
2011年9月16日(金)付
最初にハマったスナック菓子がポテトチップスだった。
大手が量産する前で、透明な袋に浮かぶ地場メーカーの名を覚えている。
ポテチはやがて受験期を支え、ビールの友に転じたが、目方が気になり
だして疎遠になった。揚げ物の快楽には、もれなく贅肉(ぜいにく)がついてくる
▼ハンガリーで今月、ポテチ税なる奇策が導入された。塩分や糖分、
カロリーが高い食品に課し、国民と財政、ともに健やかにする試みらしい。
スナック菓子や清涼飲料水は大幅な値上げとなった
▼肥満大国といえば、ポテチを生んだ米国だろう。安いが栄養バランスを
欠いた食品が元凶で、貧困層の3割超が肥満ともいわれる。
予防を掲げて、清涼飲料水への課税を模索する州もある
▼『ポテチを異常に食べる人たち』(幕内〈まくうち〉秀夫著、WAVE出版)に、
「中毒」になった女性が出てくる。おいしさよりも快感を求めて、「飲むように
食べたくなる」そうだ。そして罪悪感が残る
▼スナック菓子からコンビニのおにぎりまで、濃厚な味つけでクセにさせる
売り方を、著者は味覚破壊と批判する。メーカーは「悪いのは食べ過ぎ」との
立場だが、幕内さんに言わせれば「もともと食べ過ぎるように作ってある」
▼私たちの本能は、塩分や糖分、油脂を欲し、うまいと感じる。
これらを重装備した「うますぎる」食品の摂(と)りすぎが、子どもを肥満や
糖尿病に追いやるとされる。一枚ずつ健康体で味わってこそのポテチ。
妙な新税を招かぬよう、親も子も程々を心がけたい。
うちの子たちは、スナック菓子なるものをあまり好まなかったから
そういう依存はなかったけれど、最近になって子②が
「ジャガリコ」 を時々 買って来る。
「もう、これだけは好き♪」
それでも、1カ月に1個買うか買わないかくらいの頻度だけれども、、
そして、子②にはチョコレート依存がある。
人は何かしらに快楽を求めるそうで、
「コーヒー」「アルコール」「煙草」「チョコレート」・・・
それらはソフトドラッグだと幕内氏は言う。
子②はお酒・煙草は無いし、コーヒーだって飲まない。
あ~ それでチョコレートかぁ~ って思った。
『夜中にチョコレートを食べる女たち』
子② 「ちょっと・・・やぁ・・・これはねー
(∩。∩;)ゞ 自分で肉が揺れるのがワカルー」
まずいなぁと、人生初の制限を自分にかけた様子で、
最近 食後のチョコレートに手を出していない。
でも、ジャガリコは一昨日だったかなぁ ( ̄∇ ̄*)ゞ