りんに噛まれました。
ジーンズ越しだったので血は出ずに、今は青痣になってます。
こんな事は初めてですね。。
事の経緯は、外で猫か何かがいたらしく、外を見たいとりんが騒ぐ。
そして私を呼びに来て一緒に見ようぜ!と訴える。
よーし行こうぜ行こうぜ!!と私も一緒になってはしゃぐ。
りん大喜びで大興奮。
一緒になって走ってる時に、いつもの調子で目の前にあった足にちょっかい出す。
いつもは頭突きか肩をぶつけてくるんだけど、今回は興奮しすぎて甘噛みのつもりがちょっと力が入りすぎる。
と言う事です。
噛まれたと言うより、何かに肉をおもいっきり挟まれた感じです。痛かった・・・。
当然私は痛がって動かず、りんも「やっちゃった・・・」という顔してしょぼーん。
とっても反省してました。。
すぐにごめんなさいしてきたし、事故みたいなもんなので怒るってほどではなかったですけどね。
反省中。。
りんは、我が家では自分は末っ子だと思ってるのでしょう。
両親がいて、私は兄で、自分は娘。だから我が儘で甘えん坊。。
とっても優しい子だけどね。
それにしても自分でも、りんの事をここまで溺愛するとは思っても居ませんでした。
実は私も過去に反省することがあり、なおさらりんを可愛がってるのです。
りんは我が家では2代目の柴犬。
先代犬は私が記憶の無い頃から飼い始め、中学の頃に亡くなりました。
名前はララ。
とっても賢くて、とっても優しくて、とっても良い子でした。
ララです。
ララの写真がこれしかないんです。
りんはもう何百枚と撮って、毎日可愛がり、毎日話しかけているけど、ララにはそんな事してあげませんでした。
子供特有の最初だけ可愛がるってやつです。
成長するにつれ他の遊びが忙しくなり、そして反抗期を迎え、犬を素直に可愛がるなんて事は全くしませんでした。
八つ当たりしたり、無視したり。
すごく我慢したでしょう。辛かったし怖かったでしょう。
最期は、病院で一人寂しく亡くなりました。
家に帰る事もなく、誰の顔も見れずに・・・。
晩年はフィラリアが手遅れの状態で、相当苦しんでたようです。
両親と姉は解っていたようだけど、私はそんな事も知らなかったのです。それくらい構ってなかった。
呼吸が苦しそうだからと病院に預け、1泊させたら先生が「もう大丈夫なので連れて帰ってください」と言ってきました。
でも、「家よりももう1泊させてあげたほうが身体も楽になるだろう」と言う事でもう1泊させることにしました。
そしたら朝に電話がかかってきて、「朝見たら死んでました」と。
同じ死ぬでも、家での方が絶対良かったはず。あの時連れて帰ってきてあげれば・・・。
医者に連れて行く直前、辛そうに息をしていたララが急に元気になり、私の所にテニスボールを持って来たんです。
ちっちゃい頃よく投げて遊んでいたから。
私は「お!なんだ元気になったのか?」と久しぶりにボールを投げて遊びました。
数回やったかな。そしたら、またパタンと寝ころび、ハァハァと辛そうに倒れたのです。
それでそのまま医者へ。そしてそのまま・・・。
十年以上経過して、私がまた犬を飼いたいと言った時、家族は大反対しました。
あの子以上に良い子はいない。賢い子はいない。優しい子はいない。
何より、もうあんな切ない想いはしたくない。
私も気持ちはわかる。
だけど、この子のお陰で動物を好きになれた。
この子がいてくれたから、いろんな考え方ができた。
後悔だらけだけど、感謝もしている。
飼って、会えて良かった。
またいつかするであろう別れの覚悟をして、そしてまた飼いたい。
そうして、りんと出会いました。
りんに対する溺愛は、ララがいてこそ。
今まで私は、もし自分もララの所に行ったら、すぐに謝ろう。そう思ってました。
私がララと会えるようになる頃は、きっとりんもそこにいるでしょう。
でもいつの間にか、謝るよりも、今度はみんなでおもいっきり遊んで、ずっと一緒にいてあげようと思うようになりました。
いっぱい噛めばいい。我慢しないで好きな事やればいい。
不謹慎だけど、いつか来るその時が、少しだけ楽しみでもあるのです。
なんだか纏まりのない長文になってしまいました。
自分でもなんでこんな文を書いたのか不思議。。
もし読んでくださった方がいたら、時間をとらせてしまい申し訳ない。
きっと言いたいのは、私は犬が大好きで、同じく犬や猫を可愛がってる人も大好きって事かな?