反省 | 白柴りんの気ままな天国生活

白柴りんの気ままな天国生活

2023年3月11日 16歳10カ月で旅立った、白い柴犬りんの自由気ままだった記録

りんに噛まれました。



ジーンズ越しだったので血は出ずに、今は青痣になってます。


こんな事は初めてですね。。




事の経緯は、外で猫か何かがいたらしく、外を見たいとりんが騒ぐ。



そして私を呼びに来て一緒に見ようぜ!と訴える。



よーし行こうぜ行こうぜ!!と私も一緒になってはしゃぐ。



りん大喜びで大興奮。



一緒になって走ってる時に、いつもの調子で目の前にあった足にちょっかい出す。



いつもは頭突きか肩をぶつけてくるんだけど、今回は興奮しすぎて甘噛みのつもりがちょっと力が入りすぎる。





と言う事です。


噛まれたと言うより、何かに肉をおもいっきり挟まれた感じです。痛かった・・・。


当然私は痛がって動かず、りんも「やっちゃった・・・」という顔してしょぼーん。


とっても反省してました。。


すぐにごめんなさいしてきたし、事故みたいなもんなので怒るってほどではなかったですけどね。



白柴りんの気ままな生活-hansei

反省中。。



りんは、我が家では自分は末っ子だと思ってるのでしょう。


両親がいて、私は兄で、自分は娘。だから我が儘で甘えん坊。。


とっても優しい子だけどね。


それにしても自分でも、りんの事をここまで溺愛するとは思っても居ませんでした。



実は私も過去に反省することがあり、なおさらりんを可愛がってるのです。



りんは我が家では2代目の柴犬。

先代犬は私が記憶の無い頃から飼い始め、中学の頃に亡くなりました。


名前はララ。

とっても賢くて、とっても優しくて、とっても良い子でした。



白柴りんの気ままな生活-rara

ララです。



ララの写真がこれしかないんです。

りんはもう何百枚と撮って、毎日可愛がり、毎日話しかけているけど、ララにはそんな事してあげませんでした。

子供特有の最初だけ可愛がるってやつです。


成長するにつれ他の遊びが忙しくなり、そして反抗期を迎え、犬を素直に可愛がるなんて事は全くしませんでした。

八つ当たりしたり、無視したり。

すごく我慢したでしょう。辛かったし怖かったでしょう。



最期は、病院で一人寂しく亡くなりました。

家に帰る事もなく、誰の顔も見れずに・・・。


晩年はフィラリアが手遅れの状態で、相当苦しんでたようです。

両親と姉は解っていたようだけど、私はそんな事も知らなかったのです。それくらい構ってなかった。


呼吸が苦しそうだからと病院に預け、1泊させたら先生が「もう大丈夫なので連れて帰ってください」と言ってきました。

でも、「家よりももう1泊させてあげたほうが身体も楽になるだろう」と言う事でもう1泊させることにしました。


そしたら朝に電話がかかってきて、「朝見たら死んでました」と。

同じ死ぬでも、家での方が絶対良かったはず。あの時連れて帰ってきてあげれば・・・。


医者に連れて行く直前、辛そうに息をしていたララが急に元気になり、私の所にテニスボールを持って来たんです。

ちっちゃい頃よく投げて遊んでいたから。

私は「お!なんだ元気になったのか?」と久しぶりにボールを投げて遊びました。

数回やったかな。そしたら、またパタンと寝ころび、ハァハァと辛そうに倒れたのです。

それでそのまま医者へ。そしてそのまま・・・。



十年以上経過して、私がまた犬を飼いたいと言った時、家族は大反対しました。

あの子以上に良い子はいない。賢い子はいない。優しい子はいない。


何より、もうあんな切ない想いはしたくない。


私も気持ちはわかる。

だけど、この子のお陰で動物を好きになれた。

この子がいてくれたから、いろんな考え方ができた。

後悔だらけだけど、感謝もしている。


飼って、会えて良かった。

またいつかするであろう別れの覚悟をして、そしてまた飼いたい。


そうして、りんと出会いました。

りんに対する溺愛は、ララがいてこそ。


今まで私は、もし自分もララの所に行ったら、すぐに謝ろう。そう思ってました。

私がララと会えるようになる頃は、きっとりんもそこにいるでしょう。

でもいつの間にか、謝るよりも、今度はみんなでおもいっきり遊んで、ずっと一緒にいてあげようと思うようになりました。

いっぱい噛めばいい。我慢しないで好きな事やればいい。

不謹慎だけど、いつか来るその時が、少しだけ楽しみでもあるのです。




なんだか纏まりのない長文になってしまいました。


自分でもなんでこんな文を書いたのか不思議。。


もし読んでくださった方がいたら、時間をとらせてしまい申し訳ない。


きっと言いたいのは、私は犬が大好きで、同じく犬や猫を可愛がってる人も大好きって事かな?