みなさんも振り返りをされていますね。ひとつの区切りとして、やっぱり最適ですから、ここはひとつパクらせていただいてあやからせていただいて、私も平成の30年を振り返ろうと思います。
私にとっての平成は、「病気と付き合う30年」でした。本当は令和になる前に終わらせたかったのですが、なかなか敵もさるもの……もう少しサヨナラは言えないらしいです。病気をお持ちの方で、長らく苦しんでいる方々でも、なかなか30年、というのはお聞きしません。
実際に私は細かな病気や痛みが続いてますからね……みんなこのくらいは痛いものなんだ!とばかり思ってました。実際には痛いにここまで差があるとは……実際には昭和の終わりには始まっていますので、40年ですけどね。まーホントに痛みにばかり強くなりました(^ω^;)
鍼灸(今とは別のところ)で「世界で一番痛い鍼」で抉られても(もう鍼じゃないんですよね)、全然痛さを感じないし、痛いことには慣れがあります。いやはやとにかくよく頑張ってきました。
でもこの間の30年で飲んだ鎮痛剤の量、一体どれくらいなんでしょう?恐らくすごい数になっていることでしょう。今日も今から「平成最後の鎮痛剤(ならいいな…)」を飲もうと思います!
それだけを言うと辛さのみの40年間も、とにかく厳しいもの……という事になっちゃいますが、これも昨日の「平等と不公平」で書いたとおり、痛み、というのは私に配られたカードの一枚なんだろうと思います、確かに厳しいですが、これをどう使うのか……ある意味ではこれがあったからこそ、今の夢があるんです!
確かに現象面からすれば、とにかく辛いばかりに見えてきます。痛くてたまらず、無理して働いては倒れ、普段でも痛みを我慢しつつ、痛みがあるように見えない生活をしてるんですから。それでもこうした不可思議な痛みのおかげで、他の病気の方々の事も知る気になりました。そうした方々が何に困っているのかも分かってきました。
やっぱり「ルールは自分で決めるもの」です。またカードをどう使うかは自分で次第。ある意味では感謝している、と言って良いでしょう。この平成の30年は「気づきの30年」でもありました。この痛みがなければ、むしろやな奴だったろうなぁ…ホントにそう思いますから!
人生万事塞翁が馬、何が幸いするかわかりません。順調にいっていたら、弱者について考えを深めることはなかったでしょう。本当によかった…このままきちんと進めれば、今度は令和は私にとって「夢の元号」になるでしょう!やろうとした事が現実になっていくのだから。
それもこれも、この苦闘の「平成の30年」があったればこそ、です!ありがとう、平成……