昨日の「私の考え方編」から、今回は発達障害を当事者や親御さんからの目線で考えてみようと思います。ただこれも人それぞれ、捉え方も思いも全く別だとは思います。私の想像や表現可能な言葉になること、御容赦ください。




早速本題へ入りましょう。まずは当事者ご本人です。こここそ最もポイントなのですが、まさに幅が一番激しいのももちろんご本人です。その特性の大きさによって生きやすさは変わります。大きければ大きいほど大変になる、それは当たり前ですよね。




ではどんな大変さがあるのでしょう?これは私が書くことよりも、他の記事で見て頂くのがいいでしょう。かつて書いた記事にそうしたものがありました。それを引用しますね。






さて、どうでしょうか?これらはみなさん、当事者として成功していること、辛いこと苦しいことetc……たくさんの話があろうかと思います。




それにプラスして…あくまでも私のお聞きした話として、ですが、以下のような大変さがあるとのことです(一部被りがあると思いますが…)。

・主語がないと、誰、何の話かわからない
・複数人との話が理解できない
・相手の言っていることが冗談かどうか判断出来ない
・相手の言葉を疑わない(疑えない)
etc……




困ったことというのは多かれ少なかれありますが、「普通」の方々に比べれば顕著に出ます。これはやむを得ないでしょう、脳の仕組みの問題なので。実際に上に挙げたようなものに関しては、明確に困ることではありますよね。




ただ育ちその他によっては、かなりの改善も見込めるものでもあります。もちろん社会生活に対して、ですよ。そして周りのサポートがあれば、十分一般で働いていける方もいるんです。ただし人によって、ですが…この辺りはまさに人それぞれで、一括りにはできない問題です。




ある意味では周囲の正しい認識が得られるのか、という問題にも直結しますので、ハッキリとは言いきれないのです。これは親御さんにも言えること。いちばん身近な周囲の人、と言えばもちろんまずはご両親ですから。




アメブロで記事を書かれているような、そんなみなさんはお子さんの凸凹に対して、真面目に考えていらっしゃいます。おかげで同じような立場としては、本当にありがたく拝見させていただいています。紆余曲折、間違いもありつつ、少しでもと思いながら我が子とふれあってらっしゃいます。



我が家もそうで、実際に小さい頃には癇癪も多く、様々な問題点も多かった長男。高校での経験その他、一応私との交流も含めて、随分と成長しました。今後もかなりいい方向へ進むと思っています。次男もそうなるよう、頑張っていきますよ!




それでも…元々の思考パターンが「普通」とは違う…これは間違いないんですよね。私も発達障害ではないですが、同様なのでよくわかります。決して交わらない、そうしたものがあるんですよ。レベル差はもちろんありますけどね。




そして子供時代は親は大変です。だからこそ虐待される発達障害児達の、何と多いことか…当事者の方々から直接聞きましたが…ものすごい高確率でネグレクトなどの扱いを受けています。これはこれで後日また触れていきますね。




ともかくきちんと寄り添っていかなければ、事態はよくなりません。それでも子供時代はいいんですよ。問題は成人した後です。社会に出てみると、かなりの大変さがあること、これは親御さんにも分かっていてもらえればと思います。




確かに子育てで随分と彼ら彼女らは成長していきます。そして素敵な子供たちなのは間違いないでしょう。しかし……大人になっても親がずーっとついていることはできません。結果多くの発達障害者が社会への適合に苦しんでいます。完全に治ることはない、というかあくまでも特性であり個性であるものだからです。




確かに我々親から見た時には、随分と以前からは違います。それでも出会う人々からはどうでしょう?受け入れてくれる人はもちろんいます。増えても来ているでしょう。それでも…です。社会の厳しさ、というか不寛容は最近特に目立ちます。そんな中で普通となりきれない、というのはやはり大きなデメリットではあるんです。




親御さん達、私も含めてですが、今どうするかのみならず、子供たちが成長し独立するには、またそうした時に何が出来るのかも考えていく必要がある、私はそう思うんです。




親は死ぬまで親ですからね。成人したらある程度役目は終わり…なのは辛いことですが「普通」の場合です。そうでないのなら…やはり考え続けなきゃならない、それが親の務めになると考えます。その上で子供たちの人生が、幸多い物になるよう、過保護にならない程度にフォローしてあげる必要があるじゃないでしょうか?




当事者の方々もそうであったら、と望んでいらっしゃいませんか?もちろん大人になるにつれ、自分で対処していく方々も多いですけどね。少なくともコミユニケーションは必要かと思います。




今回は発達障害当事者とその親御さんの目線で、考えてみました。私もまさにこの立場ですから、自分にも言い聞かせる内容でした。それこそ書くのにも時間をかけているような…ただ一石を投じる内容ではないかと思います。できれば発達障害の関係で、いろんな方々とお話が出来たらと考えています。宜しければLINE@でご連絡お待ちしております。




次の記事は配偶者、パートナー、仕事の同僚etc……発達障害者と関連する方々の目線で、改めて考えてみたいと思います。できればみなさんに読んでもらいたい、そう思っています。よろしくお願いします。





注意!
あくまでも私の記事では、病気や障害に対しての紹介をしているだけです。当てはまるような事があった時には、必ず医療機関を受診なさってください。自己判断は非常に危険なものです。ここでしているのは、認知活動の一環です。ご理解よろしくお願いします。発達障害は特に、子供のうちの診察が大きな意味を持ちます。あれ?と思われた方は是非とも受診されてください。




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