今回はまた新しい病気のご紹介です。以前の線維筋痛症も慢性疲労症候群もそうなのですが、患者さん達に向けて、というより一般の方々、つまり目に触れる機会もない方に向けての記事と捉えていただければと思います。。もちろん問題点その他については、いつでもご指摘して頂けると大変にありがたく感じます。





まずこの病気、国から指定難病にされています。これは国から補助金が出るものですが、あくまでそれは診察費用その他の事。今現在、明確な治療法は存在しません。ただ前回の線維筋痛症や慢性疲労症候群に比べ、原因ははっきりしている。脳からのドーパミン不足です。とはいえ何故そうなるのか?が分からないのです。これでは患者の方々が報われる事にはなりません。




歴史その他については、Wikipediaや他のリンクサイトを参考にしていただければ幸いです。。細かな部分はともかくとして、やはり気になるのは症状ですよね。これは主に3つになります。

  1. 安静時振戦。身体が自然と震えてしまうもの。貧乏ゆすりや手の震えなどがあるそうです。それこそよくある癖と誤認されてしまい、トラブルも頻繁に起こるとの事。
  2. アキネジア。動作開始が難しくなってしまうものです。分かりづらいと思いますが、動作が小さくゆっくりになってしまうのです。まばたきなども減り、表情も乏しくなっていきます。これもまた傍から見ても、なかなか他人に分かってもらえないでしょう。癖と思われたり、他の病気と勘違いされることもしばしばだそうです。
  3. 筋強剛。手足などを動かす時に、関節に負荷がかかる…では分かりにくいですね…身体を動かすのにすんなりいかない、が適当でしょうか。動かしにくさ、という事はできる事が減ってしまう、とも言えるでしょう。





外的症状がここまでメインでしたが、自律神経の異常や内面的、つまり精神疾患も二次障害で起こりやすいです。どういう形でかは人によるものとなります。同時に、なにが原因で起こるのか、という事が分からないのです。精神疾患さえもパーキンソン病が直接関連するかもしれないらしいのです。どちらにせよ単純では全くないですよね。他の目に見えない病気同様、人々の偏見によって追い詰められる事もとても多いものです。




他の難病でもよくある事なのですが、この病気の辛さのひとつは…「この病気では死なない」という事です。多くの人々が口々に「死なないからいい」と安易に発言します。とんでもない!苦痛から逃れたい、楽になりたいetc……もちろん死への恐怖感のある病もとてもとても辛い、それは間違いありません。しかし死ぬまで辛さと向き合う事も、同じような方でなければ、想像できないほどの苦痛なのですよ。 





パーキンソン病を取り上げたのは、Facebookでの呼びかけに対して、資料を送ってくれた方がいらしたから、なんです。そのおかげで、少しではあるものの、理解もできたんですね。無論まだまだ読み込み足りないですし、またその方の発症だけが全てに応用できるわけではないわけですが…




上記はその方の資料だが、今もまだまだ完成していない、そう仰っています。様々な理由でこちらでは公開できませんが、完成の暁には必ずや取り上げさせていただくつもりでいます。




今回はここまでです。あくまでも「こういった病気がある」という事、頭の片隅に置いておいてもらえればと…そういう思いです。今後も様々な病気のついて、やっていくつもりでいますので、もし何か取り上げて欲しいという病気や障害などあれば、是非ともご連絡ください!よろしくお願いします。





注意!
あくまでも私の記事では、病気や障害に対しての紹介をしているだけです。当てはまるような事があった時には、必ず医療機関を受診なさってください。自己判断は非常に危険なものです。ここでしているのは、認知活動の一環です。ご理解よろしくお願いします。



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