組座談会に全力を

 

いろいろと幹部の方々から注文が出されて、耳が痛くなったと思います。私のほうは、きょうは、お礼を申し上げるのであります。皆さまの真心のなかに計画された大講堂のことでありますが、本日、理事会の承認を得まして、来月早々、本契約をするつもりです。まことに、私から厚くお礼を申し上げます。さぞや、日蓮大聖人様もお喜びのことと確信しております。班長諸霜や、組長諸君にこのことを伝えていただきたいと思います。

 

また折伏の成果について、今、理事長の話がありましたが、組単位の座談会、組長の協力、また組座談会の活用について、いろいろと御苦心をくださった結果が、今度の二万二千世帯となっているのであります。私は不足には思いません。まことにありがたいと思っております。だが、ことし五十万世帯ということをおたがいに考えておりながら、今、四十五万世帯です。さきほども話があったように、願わくは、皆さんが、組長諸君とひざをつきあわせてお話を願って、あとの五万世帯達成に、ひとつ御努力願いたいと思うのです。

 

昭和31年11月30日

本部幹部会

豊島公会堂