青年部は手駒に
学会が発展しているとはいうものの、いまだ二万にしかいたらず、七十五万の計画が達成されなければ、わたくしの葬式はしないでいただきたい。この目標達成は、なみたいていのことではない。あらゆる邪宗と戦っていくうえには、さぞや大難もやってこよう。ただ願わくば、支部旗、部隊旗を立てて、不開門を開いていただきたい。そのためには人材が必要であり、新編成においては、たえず今後の大作戦がわたくしの胸中にあり、いつでもわたくしの手駒となる人材が輩出してほしい。
青年部員は、みな手駒になってもらいたい。石田君を支部長に送り出したように、全国闘争には、ぜひ青年を出したい。あなた方も、いつ、いかなる大任を受けても、ゆうゆうと引き受けてもらいたい。しっかり信心に励み、教学を身につけてください。
昭和28年1月6日
第一部隊長交替式
日蓮正宗池袋常在寺
いかなる事業も人材から
ことしにいたり、学会は五万世帯獲得の大願のもとに、新構想もなり、支部長待遇の地区部長、大班長制もでき、学会はずいぶん拡充されてきた。
来年度十五万世帯の線にいたれば、どうしても優秀な人材が必要であり、いかなる事業も、人材なくしては相かなわぬ。わたくしの手駒となり得る人材の、ひとりでも多く輩出することを、青年部に期待します。
昭和28年1月23日
女子部隊旗返還授与式
家政女学院講堂