新年の歌

 

昭和廿九年 元旦

  行くならば貴き御法身につけて

    こんろんの山も我は恐れじ

 

同卅年 元旦

  妙法の広布の旅は遠けれど

    共に励まし共々に征かなむ

 

同卅一年 元旦

  雲の井に月こそ見んと願いてし

    アジアの民に日をぞ送らん

 

同卅二年 元旦

  御仏の御命のまゝに折伏の 

    旅路もうれし幸の広野に

 

同卅三年 元旦

  獅子吼してまづしき民を救いける

    七とせの命晴れがましくぞある

 

御法主上人猊下に対し新年の御挨拶として

  ふみわけどふみわけ行けど妙法の

    道のり遠し幻子の身は

 

杉並の皆さんに対して御挨拶

  闘うてたをれて後にやまんのみ

    妙法の戦野いかに広くとも

 

青年部の皆さんに

  荒海の鯱にも似たる若人の

    広布の集い頼もしくぞある

 

  若人の清き心に七歳の

    苦闘の跡こそ祝福ぞされん

 

学会員の皆さんに

  今年こそ今年こそとて七歳(ななとせ)を

    過して集う二百万の民