胃かいようと失明は信心でなおるか

 

【問】 昨年十二月、胃かいようをわずらい視力もうすいのです。そのうえ、角膜炎を一年以上わずらったあげ

く、片方は失明しました。信心したらなおるでしょうか。

 

【答】 目について不思議なことを一ついいます。私も、二年間、牢にいたとき、栄養失調を起こし、網膜を痛

め、ほとんど見えなくなったのですが、このごろは、なおってきました。医者は、この網膜では映らないといっ

たが、あまり気にしなかったのです。私の主義は、御本尊様だけ見えればよいというのです。それで、おかげで

見えるようになってきたのです。

 

 だいじょうぶ、なおります。胃かいようは、かんたんになおります。信心を強盛にして、体力を養成すればし

ぜんになおります。

 

 目の体験について、一つ述べましょう。染物屋をやっている私の友だちが、目が見えないのです。信心はとて

も厚い人であり、寝るとき目薬をさすのです。あるとき、目薬と染物の劇薬を間違えてさして、七転八倒の苦し

みをしたそうです。気丈な婦人だったので、朝まで人を呼ばずに明け方、あまり苦しいので人を呼んだところ、

キャーと逃げてしまった。後で聞いてみると、目玉が一寸も飛び出ていたそうです。そのとき、ドイツの目の博

士が切ってつないだら、見えるようになったのです。そういう不思議があるのです。あきらめないで、一心に御

本尊様を信じなさい。