半身不随だが信心でなおるか
【問】脳膜炎から右半身が不自由になり、そのほか目が悪いのです。医者はビタミンBを注射するようにとい
っているのですが、信心でなおりますか。
【答】 ビタミンBの注射は打ってもよいし打たなくてもよい。医者は、あまりあてにならないが、ぜんぜん役
に立たないかというと、そうでもないのです。ビタミンBを打てというのは、からだを弱らせぬために打つので
す。ビタミンBを打って、題目を唱えれば、打った薬もきくのです。やぶ医者が、名医に劣らぬ力をだす場合が
あるのです。これは、信心の功徳によるものです。
業病の子の、なおる、なおらぬについて、原則論を話しましょう。その子供が生きていて、親の方が先に死ん
だ場合に、その子供は犬猫のようなみじめな状態で生きなければなりません。このような場合には、両親がしっ
かり信心すれば、早く死にます。そして今度は、じょうぶなからだで生まれてくるのです。その方が、本人のた
めに幸福です。
また、その子がなおって、親が死んでもひとり立ちでりっぱに生活していける福運を持っているものならば、
その子の業病はなおります。これが五分五分であれば、親の信心いかんで決します。