主人が帰らなくなった
【問】 信仰して二年になります主人は信仰してから一年たちます。ところが、信心してから、家に帰らなく
なりました。ところが、一生懸命に折伏もし、学会活動もやっているのですが、だんだんおそくかえるように
なり、最近では帰らなくなうてしまいしました。どうしたわけでしょうか。
【答】 これは、あなた方にきいたほうが早いようです。きらわれたのです。違いますか。初代の会長がおもし
ろいことをいっているのです。ある女房が浮気をしたり、亭主が浮気をすると、たいてい初代会長のところへ、
いろいろ文句をいいにくるのです。うちのおやじさん、こうだとか、うちの女房はこうだとか。そうすると、初
代はいろをかえておこるのです。「バカッ! 自分の亭主をよその女にとられるバカあるか! とりかえしてこ
い!」と、ほんとうです。いったい世の中に、自分の亭主をよその女にとられるバカがありますか。また、いっ
たい自分の女房をよその男にとられるバカがありますか。
これは、初代会長の意見です。私ではありません。諸君ら、この採決、どうしてくれますか。初代の会長の意
見をもちいますか。自分の女房をとられたり、自分の亭主をとられるのは、よっぽどおかしいのです。
いま、奥さんのご意見のようですけれど、帰っていくと、ぐずぐず、ぐずぐずいうのです。「あなた、きのう、
どうしたの、おとといはどこにいっていたの」そうすると、おやじのほうは、いやになってくる。そんなときは、
おでんでもつくって「おなた召しあがれ、おとうふはいかが」と、サービスしてごらんなさい。なんとなく自分
の家がよくなってくるのです。やらないから、そういうことになってしまうのです。「あんた、どこへいってい
たの!」などといわれれば、私だって、かえりたくなくなります。男心を、さっしてもらわなければなりません。
いまの奥さんの質問は、そんなものではないのですか。あすから主人が帰って来たら、おでんでもつくって、
さしあげなさい。しかし金がなかったら、安いのだけ買ってくればよい。ガンモドキで「あなた召しあがれ」と。
だいじょうぶ、だいじょうぶ、あしたから、それをやってごらんなさい。ぐずぐず、ぐずぐずいっているから、
女はうるさいもの、いやここに女の人はいませんからいうけれども、ぐずぐず、ぐずぐず、いうから、男のほう
は、たいてい、いやになってしまうのです。だから、それをやめれば帰ってきます。