主人に迫害される
【問】 主人が信心に反対しています。そのために事業も思わしくないのです。主人からひどく迫害され、このままがまんしてやっていったほうがいいでしょうか。別れたほうがいいでしょうか。
【答】 そういうことには返事できません。夫婦の仲にまではいるわけにはいきません。しかし、教えることだけは、ひとつあります。
あなたの、そういう夫を持たなければならない宿業が打破されないかぎりは、その人と別れても、また同じような亭主を持つのです。同じものを持つなら、いまのでもまにあいそうです。そして、ただいかにいじめられても、信心をしとおして、その宿業がきれるならば、その夫はかならずいい夫に変わるでしょう。変わらなければ、その夫のほうから出ていってしまいます。そのときに考えればいいのです。
どのようにあせっても、自分の宿業が変わらないのに、その人と別れて、いい亭主ができるとは、私には考えられません。
もうひとこといいますが、別れるなというのでもないのです。別れろというのでもありません。あなたの宿業がきれれば、自然に変わるというのを教えたのです。