家庭内がうまくいかない
【問】十七年前、後妻をもらいましたが、ひじょうに家庭の中が暗く、商売もうまくいきません。御本尊様を
いただいてから、営業のほうは、好転しましたが、家庭が暗いのです。前の子供は三人で、上が女子で二十七
歳、今度の妻との子はひとりなのですが、どうしたらよいでしょうか。
【答】 ガンは長女にあります。文句はいうが役に立ちます。妻はいこじ屋であります。後妻がきてから、長女
は死んだ母親がとても大事であり、後妻がとてもにくらしい。その板ばさみになっているのがご主人であります。
解決するには、信心以外にありません。
前に一ぺんもあったことのない人が、おばあさんが、やかましくて、やかましくて、しかたがない、どうした
らよいかと指導を受けにきた。子供の教育も満足にできないものが、ばあさんをなおせるものではありません。
なおらないと結論を出しました。自身の宿命をみつめよ、と指導しました。一週間めにきて、自分でそう腹をき
めたら、やさしくなってきたといい、三か月たってきたときには、おばあさんが手をついてあやまってきたとい
ってきました。一家の苦しみが、わが身にきたれと覚悟をきめて、娘もかわいがり、妻もたいせつに、一家の犠
牲になる覚悟で、御本尊様のそでにすがって、泣いて泣いて、泣ききったとき、世の中で一番幸福なあなたにな
るのです。