血族結婚と遺伝

 

【問】血族結婚が優生学上悪い理由、また、遺伝について。

 

【答】 仏法上でみるならば、畜生道の行為の罪であろう。私の民族論からいえば、風土の相違による結合は新

しいものを生み、良い結果を持つが、同血族結合の場合は弱いものができます。アメリカやソ連は民族結合によ

って若々しいのです。日本が東洋に冠たる民族であるということは、民族がつねに新しいからであります。すな

わち、風土の寒暖の差が大きく、それが結合するからであります。遺伝は染色体の研究が必要であり、仏法では

眷属妙で説明しますが、遺伝は宿命であります。