罰論を脅迫だといわれた

 

【問】罰論を言ったら「脅迫した」といわれましたが、どんなものでしょうか。

 

【答】 いいかたが問題であります。信心しなければ罰があたる、死ぬ、などといえば脅迫したと、そう思われ

るのがあたりまえであります。折伏は絶対の慈悲の立ち場でするものです。かりにも相手を憎む気持ちがあった

ら問題です。

 不幸な生活自体が、罰なのです。この罰の生活をしあわせな生活にきりかえる仏法なのです。「なぜやらぬの

か」と、強く、しかも真心をもって説いたときに、相手はかならずわかるものであります。いいかた、信心のあ

りかたをよく考えるべきです。