初座の時なにを考えたらよいか
【問】初座、東に向かって、拝む時に、何を考えて拝んだらよろしいでしょうか。
【答】 東の方に向かって、諸天善神にたいして、あいさつするときに、それは、わが心の中にある諸天善神が、
そのまま大宇宙にうかぶのです。そうして、第二座に、御本尊に向かうときには諸天善神が、ぜんぶうしろにす
わるのです。かりに私が、いま諸天善神にあいさつすれば、夜であろうと昼であろうと、その諸天善神がことご
とく、私のうしろにぜんぶすわって、御本尊様にあいさつするのです。そうして、私の心の願いを叶えるために、
その諸天善神がみんな、働きにいくのです。そういうふうになっているのです。それを思えば、あの初座のおつ
とめが、どれほど大事かわかってくるのです。諸天善神が、ぜんぶうしろにいるのです。最初はこちらが向かっ
て話す、こんどは御本尊に向かうと、みんな諸天善神が、うしろにずーっと並ぶことになっているのです。それ
は、昼でも、夜でも、同じなのです。その時に、こちらが、へんなことを考えていると、諸天善神に、おまえイ
ンチキしている、うそではないか、とやられるのです。