戸田城聖全集質問会編 249 黒目が溶けて見えなくなるといわれた

 

〔質問〕 ぼく(十三歳)は、いま〇・三の視力です。東大の医者にみせたら、早くて二十、遅くて四十までには、この黒目が溶けて、見えなくなるといわれました。なおるでしょうか。

 

 さあ、信心です。絶対にそのようなことはないです。医者がなんといおうとも、そのようなことはありません。二十から四十まで、その黒目が溶けてなくなるといっても、あなたの信心で、黒目はいくらでもふやせます。きちんと信心してごらんなさい。医者のいうとおりにはなりませんから。

 この人間のからだというものは、不思議なものだと話してきたのです。人間の最初などというものは、卵の黄味のようなごく小さなものでしょう。それが、だんだん大きくなって、われわれのようなものになったのでしょう。よく間違わないで、肺は肺のところへ、じん臓はじん臓のところへつくってきたものだと思います。私のは間違えて、じん臓が首のところだなどというのは、いないでしょう。これは、大きな製薬会社です。それを、なんとか、医学で、薬で、補おうというだけなのです。このからだの生命力は、そういうふうに、赤ん坊のときから、じょうずにつくってきているのですから、黒目でもつくれないわけはありません。もともとつくってきたからだなのです。だからつくれるはずなのです。

 糖尿病というのは、インシュリンという薬を入れれば、なおるということになっているのです。このインシュリンなどというのは、われわれのからだのなかで、ふだん、きちんとつくっているのです。そういうふうに、なんでもつくれるのだから、これからもつくれないわけは、絶対にないのです。

 御本尊様をしっかり拝んで、こんないい目になったといってきてください。なおります。