戸田城聖全集質問会編 91 事故がつづいた後の折伏について

 

〔質問〕 同志の子供がつづいて、また列車事故で亡くなりました。それで、折伏に行くと「おまえたち、信心していても事故があるではないか」といわれますけれども、今後どのように折伏していったらよろしいでしょうか。

 

 子供のほうはすぐに生まれてくるから、心配いりません。それでさんざん悪口をいわれなさい。それがいちばんいい信心の種になります。悪口をいわれるたびに、罪が消えていくのです。功徳が増してくるのです。ですから悪口を恐れてはいかんと日蓮大聖人様はおっしゃっています。

 ぼくなどの悪口のいわれ方をみてごらんなさい。新聞、雑誌と、ずいぶん悪口をいっています。けれども、そんなものは蚊が鳴いたみたいなものです。剌されるとかゆいから、蚊のほうがこわいです。あんなものはかゆくも痛くもありません。むこうで書いたものですから。ひどい目にあう人たちもいるのですから、いまにみていなさい。

 法華経の行者の悪口をいって、満足な死に方をしたら、お目にかかりましょう。