戸田城聖全集質問会編 39 初座のとき何を考えたらよいか
〔質問〕 初座、東に向かって、拝むときに、何を考えて拝んだらよろしいでしょうか。
東の方に向かって、諸天善神にたいして。あいさつするときに、それは、わが心の中にある諸天善神が、そのまま大宇宙にうかぶのです。そうして、第二座に、御本尊に向かうときには諸天善神が、ぜんぶうしろにすわるのです。
かりに私が、いま諸天善神にあいさつすれば、夜であろうと昼であろうと、その諸天善神がことごとく、私のうしろにぜんぶすわって、御本尊様にあいさつするのです。そうして、私の心の願いをかなえるために、その諸天善神がみんな、働きにいくのです。そういうふうになっているのです。
それを思えば、あの初座のおつとめが、どれほど大事かわかってくるのです。諸天善神が、ぜんぶうしろにいるのです。最初はこちらが向かって話す、こんどは御本尊に向かうと、みんな諸天善神が、うしろにずーっと並ぶことになっているのです。それは、昼でも、夜でも、同じなのです。
そのときに、こちらが、へんなことを考えていると、諸天善神に、おまえインチキしている、うそではないか、とやられるのです。