【三島市のレジェンドデカ盛り店を食べる!】次郎長 ラーメン
feat 2012/xx/xx 20:04:05
このお店のレビュー読むなら静岡ラーメンキング様のものしかないって感じなのですが、すいません静岡県ごく一部のラーメン店に通っている小者ブロガーの私も、書かせて下さいませ。
場所は国道一号線を東に向かうならば、136号線との立体交差を超えて進んだ先。
インパクトの強い看板が目印のこのお店は、ガッツリ食べたい若者から年配者にまで人気の老舗店。
この地に住んでいて知らない人はいないでしょってくらいに有名なお店です。
お店の活気も十分、お客さんの活気もいい。
鈴福さんなどにも感じる、ゲンキモリモリお店と客の一体感も魅力の一つですね。
ただ鈴福さんとの最大の違いは、デカ盛り食べている人が多いこと。
ジャンボラーメンでしょうか・・・、若干後ずさりしてしまうサイズのラーメンを談笑しながら食べているお客さんたちの多さが、わりとディープインパクト。
二郎系にはないワキアイアイとした雰囲気でのデカ盛りが、見ている側にも嬉しいですね。
今回のオーダーは、目一杯シンプルにラーメン。
特別多くはないのですが、それでも食べごたえは十分。
さらっと食べ終えて、ずしっと感じるタイプのラーメンです。
スープはオイルもしっかりで、油脂層も厚め。
だからスープは最後まで熱々です。
オイルが吸い込む、甘味や旨味が、口当りのコクリと効いた醤油の味わいと共に、こってり美味しさを奏でます。
昔ながらの鶏ガラ醤油ラーメン的な風合いを感じさせつつも、良くよく味わうとそれよりもずっと現代的で、醤油は酸味を薄っぺらく広げるのではなく、旨味と濃厚に絡んでボリューム感ある味わいを生みだします。
そして昔ながら系に比べると塩気より甘味よりですよね。
煮干しなどの味わいでコクを出すも、全体的に甘醤油な味わいが感じられるので、なるほどラーメンファンのみならず誰からも愛される味わいという印象。
そして何より、昔ながら系に多い辛気臭さがなく、体育会系の快活さが前面に出た味わいであることが人気の秘密なのでしょうね。
そんな旨味がぱっつんぱっつんしたスープに対して、麺は・・・
ん・・・
ん・・・!!
このスープにこの麺は、美味いっ!!
軽く平打ちにランダムウエーブなよれを楽しめるその麺は、食感のほくほくした感じが堪りません。
スープの多分な油脂感や濃厚な醤油の味わいに麺が潰れることなく、むしろそのよれの具合を生かして、スープの味わいと麺味わいが口の中で交互に主張し合うように感じられます。
流石は三島のレジェンド・・・。
三島にラーメン店がやたらめったら増えていく中、中間的な時間でもしっかりお客さんがにぎわっているこのお店の実力・・・、でかいだの接客が良いだのと言ったことはもちろんとして、やっぱり美味しいから足を運んじゃうってことでしょう。
醤油ラーメンにして、これだけ酸味や塩気を尖らせることなくとっぷり濃厚な味わいと食べごたえを感じさせてくれるお店は、このお店だけじゃないのかな?
流石はレジェンドなお店の実力です!!!
ウマイ度 ★★★★★
スゴイ度 ★★★★★
味の終着駅ってどういう意味なのか聞くに聞けなかった度 ★★★★★