人生最後のラーメン。大勝軒○秀でみそつけ麺食うか?
ラーメンが持つジャンキーさとフルボディー感を完全に両立した名作です。
その特徴は、もちろんつけ汁。
口当たりにがつっと辛味を感じさせます。
この辛味から、中盤には大勝軒らしい甘みが動物系の個性によってよりムチムチと表現され、そこにいくらかの魚介系の風味が浮かびます。
中盤に酸味を感じさせつつ、再びフィニッシュには辛味と塩気が現れます。
トッピングは強めにローストされた野菜類。
香味油で焦げ目の付いたモヤシなどの野菜が、そのざらつくロースト感をスープに流し、口当たりにエッジの効いた苦味を覚えさせます。
オリジナルのつけ麺や中華そばでは、野菜をトッピングするとその個性でスープが濁る感じもするのですが、味噌つけ麺の豊満さは野菜に屈することはありません。
むしろ炒めた野菜から流れ出る味わいをアクセントにして、そのつけ汁の旨味を常に新鮮に味あわせてくれます。
麺も美味。
がっつり味わいたい冬に最高のつけ麺ですね。
・・・人生最後のラーメン。静岡県東部であの50杯を食べるか? (順不同)