らーめんきらり らーめん
お店が落ち着いてきた頃合いを見計らって訪問しようと画策すること数カ月、ついについに訪問しました!!
この場所に以前あった穂坂さんも名店ですが、こちらのお店もこの地域で大成功されているグループからの出店ということで大いに期待してしまいます。
本当は辛い奴が食べたかったのですが、やはり基本のラーメンを頂くことから始めます。
豚骨ラーメンみたいです。
多分そうです。
豚骨ラーメンは好きなんで良く食べますから間違いないでしょう。
でも・・・
何なの、このスープ!?
こんな豚骨スープ味わったことがありません!!!!!
超濃厚にして骨っぽさを残すものでもなし。
豚らしい生々しい旨味を濃厚に感じさせながら、でも何かが違うんです。
たとえるなら乳化と言われるようなクリーミーな滑らかさではなく、シロップの様なキメの細かさをさらに一色に潰しきった様な重々しい艶やかさ。
ってか、スープ自体の比重も高いのでは?
蓮華すら思く感じるんですけどwww
豚で作ったシロップとも思える滑らかさと重厚さは、今まで味わったことがなく、これはどう考えても・・・
これで作った「つけ麺」うまそー!!!
もちろん今回頂いたラーメンも素晴らしい内容ですよ。
でも独創的な風合いが先行する程に、豚骨スープの質感が圧倒的、未体験の扉しかない風合い。
口当たりから豚の濃厚な旨味がしっかり伝わり、遅れて塩気がじゅわーっと広がります。
コクというより、ドクっと心臓揺らす様なボディーの強い旨味が中央を突破します。
重量感あるスープって表現をこの作品に用いたら、二度と他のラーメンで重厚感という言葉が使えないかもって思ってみたり。
もちろんそのスープは重々しさだけでなく適度な粘度があり、スープがガッツリ麺に絡みます。
こりゃ、この店の「極太麺使ったつけ麺」食べたいっ!!
このスープは凄いですよ。
麺を持つ手が、麺に絡むスープで重く感じられんですよ、ほんとwww
麺自体はしなやかさを持った細麺で、それこそわさらびさんの麺を思わす様な半透明にすらっとしながら少し香ばしさを感じさせるような味わい。
まあ、全粒粉というよりはスープの香ばしさを背負っての香ばしさとも思いますけど、いずれにしても剛な麺という印象はなし。
意外と舌触りからも麺の穀物感が伝わる様な印象を受け、でもこの濃厚スープの中で麺の味わいが伝わるはずもなし・・・とちょっと迷いも生じます。
スープとの絡みで麺が美味いのか、麺自信が美味いのか、どっちだろ、美味いからどーでもいいやって言ってしまうとレビューにならないからね、困りますwww
というわけで、エクストリームな豚骨ラーメンを求めている漢な諸君はこのお店を訪問しましょう!!
新世紀の豚骨スタイルは、このお店が作るのかもしれないよ~っ!!
ウマイ度 ★★★★★
スゴイ度 ★★★★★
新店で新しいこってり系のスタイルを堪能してきた度 ★★★★★
2012iec