中華そば幸楽苑 塩ラーメン
390円+税の激安ラーメンです。
醤油よりも100円高いとはいえ、これなら価格破壊どころか大破壊。
懐に優しいラーメンです。
しかしその評価は290円の醤油よりも低くなったかな・・・、残念。
もちろん美味しいとは思いますが、やっぱりキラーメニューの醤油の完成度を改めて思い知らされました。
まずスープ。
口当たりにはオイルが動物系の個性をちゅるっと高め良いアクセントになっています。
塩の個性故か、魚介出汁の個性が中盤にグッと押し出され、後味ではやはり塩の味わいにのせて鶏の個性が前に出る印象です。
フィニッシュは塩気がじゅっと残り、ちょっと舌に張りつき気味・・・。
塩分濃度が高く、ちょっと塩気を口の残す印象はありますね。
醤油に比べると野菜系の個性が感じられにくく、また魚介と動物の個性が交わらずにやや勝手に主張する印象でまとまりを覚えません。
醤油に感じられた、しっとりとした甘さや、風味の柔らかさと言ったものが、ことごとく失われ、逆に言えば塩らしいスパーンと味わいを前に切りださせる作風となっています。
一方で麺は、醤油よりも良質に感じられちゃうかも。
塩ダレを纏いながら、麺の肉感が高まって感じられ、醤油の時よりも弾力による噛みごたえを覚えさせられます。
まあ、いずれにしても私には100円安い醤油が美味しかったかなと思えました。
では、次は・・・。
皆様、お楽しみに。
2012eoo