Loco cafe (ロコ カフェ) http://moffle.i-ra.jp/
「今日(6/16)23:00から放送の「SmaStation!!」人気スポットの行列ができるお店特集でLococafeのモッフルをご紹介」だそうです。
ちなみに私の書いたモッフルのレビューはこちら http://ameblo.jp/sirodori/entry-11265628918.html
お世辞言うつもりでもなんでもないけど、美味しいです。
そして特に今回紹介するこいつも凄い!!!
ところで・・・抹茶は難しい素材だと思います。
抹茶のスイーツ、特に抹茶クリームを使用した洋菓子で美味しいものってそうそう見つかるものじゃなし。
かつて辻利さんんで抹茶パフェいただきーの、マールブランシュでモンブランパフェと抹茶ラングドゥシャいただきーの、中村藤吉さん抹茶パフェいただきーのを1時間半ほどで回りきったことがあるくらい、抹茶のスイーツに興味がありました私です。
でも、可能性は存分に感じさせられるのに、なかなか完璧な奴に出会えないのが、抹茶スイーツだと思うんです。
特にクリーム系は難易度高し。
恥ずかしながらこっそりミニストップさんの抹茶ソフトの一昨年あたりの奴が良くできていて驚いたりもしましたが、それでもやっぱり完璧に無駄がない味ってことにはなりません(ミニストップのソフトクリームって毎年味を微調整していると思うんですよね)。
ちなみに静岡県で抹茶ソフトといえば、もっちろん荻野商店さんの抹茶ソフトクリームになるのですが、あちらも輝くばかりに刺激的な抹茶のフレーバーを楽しめるものの、クリームそのものは舌触りと味のバランスめいたところを配慮したタイプとは思えません。お茶屋さんらしいお茶の実力をぐいっと押しつけるタイプのエクストリームな逸品だと思います。
で、個人的には抹茶というと、ジェラートになりますが三島の村の駅にあるベジラートさんの抹茶ジェラートなんかが、ザラッとした舌触りにお茶のザラッとした味わいを重ねる感じで、この手があったか―という秀逸抹茶スイーツであったのですが・・・、
前振り長かったですが、このお店の超静岡抹茶ソフトが王道行っているのに欠点がない美味しさ!!!
殆どの抹茶ソフトにありがちな、ミルクのぬくっとした質感や、抹茶のぬくっとした質感によるこもったような風合いが見られません。
この時点で、もはや抹茶ソフトとして完璧に近いくらい凄いこと。
で、それが抹茶感や甘味を抑えたからこそできたものかと言えば、そうでは全くなし。
抹茶はきっちり濃厚、これ以上ないくらいしっかり抹茶を使用しています。
しかし抹茶感が濃厚な割には、渋みがチリチリとした感じで低域にこぼれず、コクの中に感じられるような性格であるから全体がまとまっているとの印象です。
抹茶の個性に圧力を与えつつも、余韻でくどくど響かないから、食べ終えた後にすっと体に溶けていくような味わいに落ち着いています。
これは凄い!!
濃厚なのに癖がなく、癖がないのに抹茶らしさがある!!
しかも甘さを強く感じさせないというのに、実際には甘味を軸にしたボディーも持っているから、軽やかにして食べ応えもある。
いちおー、スイーツブロガー、しかも欧州パティシエや欧州ショコラティエ至上主義的な私ですので、本音を言うと紹介されて食べたとはいえ、安易に国産スイーツを褒めたくはないとは思っているのですが・・・、
これ、美味いよwwwwwww
しかも巧いっっ!!
これ作った人、センスありますよね~。
奇手を狙わずにあるべきものをあるべき形で作った王道ど真ん中にして、意外と誰もできていなかったまとまりと説得力ある逸品になっていますからね。
サービスエリアの350円ソフトクリームに、ここまで隙がないものが出てくるとは・・・、それも抹茶という完全に満足させてくれた試しがない気難しい素材でこの完成度・・・、おじさんマジびびりましたです。
ところでコーンの持つ香ばしい穀物感は抹茶ソフトクリームによくあい、和菓子的な魅力と洋菓子的な魅力を共に表現してくれます。
この作品はコーンで食べた方がいいでしょうね。
抹茶ソフトクリームが、コーンによってまた新たな魅力を引き出され、気持ちの良い食事を楽しむことができました。
ラヲタの皆さん、一滴家さんのアフターは、このお店でフィニッシュですよ。
お土産にはこのSAで山のように積まれて売られているめん処藤堂さんのインスタントラーメン3食分1050円をどうぞ・・・(この販売量を見たら、誰の目にも静岡県のラーメン店随一の成功者ってわかるね)。
ローソンさんが出していた藤堂さんのレトルトは不満だったけど、こちらはなかなか美味いぞ!!
確かに藤堂さんをかけで味わったらこんな風合いだろうねっていう内容です。
お土産にどうぞ!!